カラオケで歌うと思ったように声が出ないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?実は、歌う前に準備や機器の調整をすると歌いやすい状態を作れます。
そこで本記事では、カラオケで声が出ないときにすぐにできる対処法を4つ紹介します。また、声が出ない原因やきれいな声を出す方法もあわせて解説するので、カラオケで楽しく歌いたい方はぜひ最後まで見てください。
目次
カラオケで思ったように声が出せないときは、いくつか原因があります。ここでは3つの原因を紹介します。
原因を理解すると改善方法も考えられるので、ぜひ参考にしてください。
喉が筋肉疲労を起こしていると、声が出にくくなることがあります。発声において重要な部位は「声帯」と呼ばれる粘膜だけだと思われがちです。しかし実際には、声帯の周囲にあるたくさんの筋組織の動きによって支えられています。
たとえば、喉仏を吊っている筋肉である「茎突咽頭筋(けいとついんとうきん)」が声の出し過ぎによって収縮してしまうと、思うように音程のコントロールがしづらくなります。また、喉仏の下部に付随している「輪状甲状筋(りんじょうこうじょうきん)」が疲労を起こすと、高い声が出しづらくなります。
筋肉疲労を予防する方法として、喉のウォーミングアップがおすすめです。喉の部位ごとにピンポイントでストレッチすることは難しいです。しかし、意識的にウォーミングアップをすることで、何もしない状態よりスムーズに発声できる可能性が高まります。
詳しいウォーミングアップの方法は、後述の「カラオケで声が出ないときにすぐにできる対処法」で紹介しています。
声帯がむくんでいるときも声が出にくい場合があります。特に、風邪のときや飲酒時は声帯がむくんでしまいがちです。そんなときに発声すると声帯へ負荷がかかり、ボロボロになってしまいます。結果、息漏れが生じてかすれ声やかれ声となってしまいます。
声のことを考えると、風邪のときや飲酒時は大きな音量での発声を控え、温かい飲み物を飲むなどして労ることが大切です。
飲酒時にどうしても歌わなければいけない状況もあるでしょう。そんなときは、アルコールと同量かそれ以上の水を飲みながら、アルコールが排出されやすい状況を作っておくことをおすすめします。
声が出にくいと思ったときは、息を吐き出せない姿勢になっていないか注意しましょう。ダンスをしながらの歌唱や、身体上背中が丸くなってしまう際には、息を吐き出すことを意識してみてください。
発声においての呼吸では、息を吸えることより効率よく吐き出せることが重要です。そのため、ブレストレーニングでは効率よく、バリエーション豊かに息を吐けるようトレーニングします。
上記のブレストレーニングをおこなうことで、吐くことを意識しやすくなります。
カラオケに行くと「今日は声が出ない……」と感じることもあるでしょう。その際にすぐにできる対処法を4つ紹介します。
どの方法も即効性があるものなので、ぜひ実践してみてください。
ウォーミングアップには、音階で発声するようなものだけでなく、1人で簡単におこなえるものもたくさんあります。そのなかでも、カラオケの部屋の中や、外出する日の朝の準備中にでもできるものをご紹介します。
短時間でおこなえるので、普段の生活に取り入れやすいでしょう。
温かい飲み物を飲んで血流をよくすることも大切です。喉の周辺筋の血流をよくすることで、声が出しやすくなるだけでなく、疲労を抑えてくれるかもしれません。
温かい飲み物を飲む際は、上記の点を意識してみるとより効果的です。
水分を補給をして喉を潤しておくことも必要です。声帯は乾燥していると振動せず、発声が不可能となります。
そのため、「喉が渇いた」と感じる前に、水(理想は常温)かお湯を飲んで体内に水分を補給しておくことが大切です。これはカラオケの準備のためだけでなく、常に気をつけることをおすすめします。
カラオケですぐにできる対処法として、マイクを活用する方法があります。カラオケで流れる曲の音量に応じて、過剰に大きな声で歌ってしまい、かれ気味となった経験が一度はあるのではないでしょうか。
マイクを使うと、意外とほかの人にはよく聞こえていることもありますし、普通より抑えめに歌っても結構ソウルフルに聞こえたりもします。どれくらいの声であれば十分なのか、実際にマイクを使って自身のレベルを把握しておくことも大切です。
正しい発声や呼吸法を取り入れることで、カラオケできれいな声を出せるようになるでしょう。しかし、カラオケの直前にやるだけでは効果が出にくいこともあります。
そこで、カラオケできれいな声を出すために普段の練習で取り入れたい、おすすめの練習方法を3つ紹介します。高得点を取りたい方や、美しい歌声で周りからの注目を集めたい方はぜひチェックしてください。
リップロールで歌のメロディをなぞることで、息を効率よく吐きながら発声できるようになります。
発声は大きな音量を出すことよりも、息がしっかり吐けていることが大切です。音程が揺れてしまう、途中で声がかれてしまうなどの悩みは、大概息よりも声を出すことに注力してしまった結果であることが多くあります。
リップロールを練習して、息を吐くことを意識しましょう。以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
【あわせて読みたい】リップロールの基本的なやり方やおすすめの練習法を紹介
マイクを使ってきれいな声を出すことも可能です。クラシックを歌う場合を除いて、マイクの扱い方を習得することは自分の声を守ることにつながります。さらに、聞いている人を感動させる表現力を身につけることでもあります。
リバーブ(エコー)も、使い方次第で自分の声をよく聞かせる武器となります。
最近は1人で歌うためだけのブースが用意されたカラオケ店も多くあります。誰にも聞かれずにマイクの使い方の練習ができますので活用してみましょう。
腹式呼吸や滑舌・発音トレーニングをしても、うまく声を出せない場合は、プロの力を借りるのも1つの方法です。
ボイトレ教室では、発声練習や歌い方の指導が受けられます。自分のレベルに合ったカリキュラムで進められるため、効率よく上達できる点がメリットです。
ボイトレ教室は多くありますが、マンツーマンで手厚いレッスンを受けたい方は、Beeボーカルスクールがおすすめです。カラオケに特化した「カラオケ上達コース」があるので、ぜひ活用してください。
最後に、カラオケで声が出ないことに関するよくある質問に回答します。うまく声を出せずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
久しぶりにカラオケに行って声が出ない方は、喉の周辺筋の運動不足であることが原因だと考えられます。
声を出すためには、さまざまな筋肉や粘膜の運動が必要です。普段カラオケに行く機会が少ない方は、たとえば会話の際に低音から高音まで使って表現力豊かに話をしてみましょう。
ほかにも、お笑いの番組を見て大きな声で笑える状況を作るなどすれば、自然と声に関する筋肉を動かすことにつながります。
高い声を出すためには、声帯を伸ばす必要があります。声帯を伸ばす筋肉は輪状甲状筋と呼ばれています。
この輪状甲状筋を日頃からストレッチしておくことが大切で、高音をきれいに出すためには、普段より高い声を意識的に発声しておきましょう。
また、高い声だけを発声し続けるよりも、低い声と高い声を交互に出すなど、バランスよく声を出すことで、ストレッチ効果が高くなります。
歌うときに喉が詰まる感じがする方は、喉周辺の筋組織に力が入っていることが原因です。原因は人によって異なりますが、大概は喉仏(甲状軟骨)を支えている茎突咽頭筋や輪状甲状筋が収縮してしまっていることが考えられます。
詰まったと感じたときに、首の前面を斜め上に伸ばすようにストレッチをすると少しマシになります。あまり強く伸ばしすぎず、適度に気持ちよいと感じる程度のストレッチを効果的に取り入れてみてください。
本記事では、カラオケで声が出ないときの対処法について紹介しました。水分補給やストレッチなど、その場で実践できる方法を紹介しているので、ぜひ試してみてください。
さらに、カラオケで90点以上の高得点を出したい方、周りからの注目を集めたいという方は日々の練習が大切です。正しい呼吸法や発声練習を取り入れて、トレーニングを継続しましょう。
効率よく自分の歌声を磨くなら、ボイトレ教室に通ってプロから指導を受けるとよいでしょう。ボイトレ教室は多くありますが、マンツーマンで手厚い指導を受けたい方は、Beeボーカルスクールがおすすめです。
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