リズム感を鍛える方法とは?具体的な手順やおすすめアプリも紹介!

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2024/04/16

投稿者: 西 貴正

リズム感を鍛える方法とは?具体的な手順やおすすめアプリも紹介!

「リズム感を鍛える方法が知りたい」
「歌っているとなぜかリズムがズレてしまう」

このように、自分のリズム感に自信がない人もいるのではないでしょうか。リズム感はトレーニングを継続することで身につけることができます。

また、リズム感を身につけると「ちゃんと歌っているのになんだかかっこよく歌えていない気がする」といった違和感を解消することも可能です。

そこで、今回はリズム感を鍛える方法を3つ紹介します。具体的な手順やおすすめのアプリもあわせて説明します。リズム感を鍛える方法を知りたい人や、自分はリズム感があるのかどうか知りたい人は、ぜひ最後までお読みください。

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リズム感とは

リズム感とは、リズムを感じる能力のことを指します。

歌い出しのタイミングや、歌詞の一文字一文字の長さを正確に捉えて歌うことができる状態を、「リズム感が備わっている」ということができます。また、リズム感が備わっていることでできるようになる歌い方もあります。淡々と歌うのではなく、ある音にアクセントをつけたり、逆にアクセントをつけない箇所を作ったりする抑揚がそれにあたります。

リズム感を鍛える方法

メトロノーム

リズム感はトレーニングをすることで身につけることができます。リズム感を鍛える方法はいくつかありますが、ここでは代表的な3つの方法を紹介します。

  • 曲に合わせて歌う
  • 音ゲーやアプリを活用する
  • メトロノームを使用する

リズム感に自信のない人はぜひチェックしてください。

曲に合わせて歌う

ちゃんと正確に歌っているつもりなのに、なぜかズレていると感じるなら、原曲通り歌えるようにすることから始めます。

特にテンポの早い曲の場合、スロー再生することで、想像していたメロディと異なる箇所に気づけることがあります。間違って覚えていたり、歌詞にある言葉が、実際には歌っていなかったということもあります。それに気づけたら、まずはテンポを遅くして歌う練習がおすすめです。

スローにして歌う練習にはいくつかの方法があります。

  1. YouTubeの再生速度を変え、合わせて歌う
  2. テンポチェンジができるアプリで再生して、合わせて歌う
  3. ボイストレーナーにチェックしてもらう

自分に合った方法を選んで、スローで歌う練習をしてみましょう。

音ゲーやアプリを活用する

手軽にリズム感を鍛えたい人は、音ゲーやアプリの活用がおすすめです。無料でできる音ゲーやアプリも多いため、スキマ時間を利用して取り組みましょう。後述の「リズム感を鍛えるためにおすすめアプリ3選」で詳しく紹介します。

メトロノームを使用する

リズム感を鍛えるなら、メトロノームを使用した練習もおすすめです。リズム感を鍛える上で必要な裏の拍を身体に覚えさせられる点がメリットです。無料のアプリを使用することで、お金をかけずに基礎練習ができます。

また、ヘッドホンやイヤホンを準備すれば、移動時間や外出先など、どこにいても取り組める点がメリットです。次の章では、メトロノームでリズム感を鍛える具体的な方法について詳しく解説します。

メトロノームでリズム感を鍛える3STEP

STEP

メトロノームを活用した練習は、3STEPで進めることがおすすめです。ここでは、3STEPの内容を詳しく説明します。

1:表拍をとる

まずは「表拍」をとる練習から始めましょう。メトロノームの音が鳴るタイミングのことを表拍といいます。音に合わせて、「1、2、3、4」と数字を数えます。

まずはこの表拍に合わせて手拍子をとってみます。

テンポが遅いと合わせることが容易でも、速くするとズレてしまうことも多くあります。

曲には必ず表拍があります。

大抵は「四拍子」といって、楽譜上の1小節のなかにおさまる表拍は4つ(4拍)なのですが、「ワルツ(三拍子)」と呼ばれる曲は、1小節の中におさまる表拍が3つ(3拍)になります。

これは楽譜を見れば一目でわかるのですが、「1、2、3、4と叩いているのになんだかズレていっているように聞こえる……」と困ったときは、拍子が関係しているかもしれません。

ボイストレーナーなどの専門家に聞いてみることもおすすめです。

2:裏拍をとる

「裏拍」という、「1、2、3、4」の表拍それぞれの間にもう一つ音を叩いて、合計8つの音を鳴らす練習も効果的です。

「タ(ン)・タ(ン)・タ(ン)・タ(ン)」と叩いていたところ、「タタ・タタ・タタ・タタ」と小刻みに叩くのです。同じ長さの間に倍の数を叩けるようになります。

「タ(ン)・タ(ン)・タ(ン)・タ(ン)」の表拍(タ)を強く叩き、裏拍(ン)の部分で弱く叩いてみたり、逆に、表拍で弱く叩いて裏拍で強く叩いてみるなど、バリエーションを変えるのも効果的です。

テンポを変えてやってみるとなかなか難しく、ズレてしまうことがあります。

ズレずに叩けるようになることで、どんなテンポの歌でも歌える基礎力が身につきます。

3:手拍子だけで裏拍をとる

最後に裏拍だけを手拍子でとりましょう。

「タ(ン)・タ(ン)・タ(ン)・タ(ン)」の「タ」の部分を叩かず、「ン」の部分である裏拍だけを叩くことで難易度が上がります。

最初は表拍の部分で体の一部を揺らしてリズムを取っても良いと思います。

手拍子だけで裏拍をとれるようになったら、テンポを変えて正確にリズムを刻む練習をします。最初はテンポ60で3分、5分と時間を延ばし、その後テンポを上げるのがおすすめです。3STEPの1〜3を繰り返し練習することで、正確に裏拍をとれるようになるでしょう。

慣れたら好きな曲の裏拍を感じて手拍子をしてみてください。

これができるようになれば、ズレずに歌えるようになる確率が上がるでしょう。

リズム感を鍛えるおすすめアプリ3選

ここでは、楽しくリズム感を鍛えられるアプリを3つご紹介します。気になるアプリがあれば、ダウンロードしてリズム感の向上に役立ててください。

リズムラーニング

リズムラーニングは、リズムを読む練習をしたい人におすすめのアプリです。シンプルな画面で使いやすく、譜面を読む練習もできる点が特徴です。徐々にレベルが上がるため、簡単なリズムから複雑なリズムまで順を追って習得できます。譜面通りに音を鳴らす機能もあり、正しいリズムを把握しながら練習を進められます。

Music Rhythm Trainer

Music Rhythm Trainerは、音符に合わせてリズムをとる練習ができるアプリです。アプリには「エクササイズ」と「パフォーマンス」の2種類があります。エクササイズでリズムのとり方を学習し、パフォーマンスで曲に合わせてリズムをとる練習ができます。多くの種類の課題があるので、楽しみながらリズム感を鍛えられます。

リズムあそび

リズムあそびは、3歳のお子様から楽しめるアプリです。好きな楽曲を選び、落ちてくる楽器を音楽に合わせてタップします。ジブリ音楽や童謡など、多くの人に親しみのある曲が多数収録されているので、親子で一緒に楽しめます。また、カスタネットやシンバル、タンバリンなど、さまざまな楽器が登場する点も特徴です。曲に合わせてゲーム感覚で楽しみたい人におすすめです。

リズム感がある人とない人の違い

リズム感がある人とない人では、どのような違いがあるのか気になる人もいるのではないでしょうか。ここでは、それぞれの特徴を解説します。自分がどちらに当てはまるのか気になる人は参考にしてください。

リズム感がある人の特徴

リズム感がある人は、表拍と裏拍をズレることなく感じ取れます。そのため、好きなようにリズムをズラしたりと、アレンジを利かせた歌い方ができるようになります。

「フェイク」という、元のメロディを崩して歌うテクニックがあります。これを用いてもズレた印象なく歌いこなすには、リズム感が備わっており、元のメロディを正確に把握できていることが大切です。

リズム感がない人の特徴

リズム感がない人は、一定のリズムを刻めずにズレてしまったり、一番最初の音をどこで始めたら良いかわからなくなったりすることがあります。

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リズム感を鍛えることに関するよくある質問

Q&A

最後にリズム感を鍛えることに関する、よくある質問に回答します。詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

リズム感の有無は生まれつき決まっている?

リズム感は生まれつき決まっているものではありません。個人の特性でリズム感に優れている人は一定数いますが、後天的に身につけられます。リズム感を身につけるためには、メトロノームやアプリを活用してトレーニングを継続することが大切です。日常の生活に取り入れられそうなことから始めましょう。

子どもがリズム感を鍛える方法はある?

子どものリズム感を鍛えるためのポイントは以下の通りです。

  • 早い時期からトレーニングを始める
  • 毎日音楽に触れる
  • 手遊びやダンスを取り入れる

リズム感を短期間で身につけることは困難です。そのため、トレーニングはできる限り早い時期から始めましょう。具体的にはBGMを流したり、子どもと一緒に歌を歌ったりするなど、毎日音楽に触れることがおすすめです。また、手や身体を動かすこともトレーニングになるため、手遊びやダンスを取り入れましょう。

「リトミック」と呼ばれる音楽教育の手法があります。

この資格をもった講師の元、習い事感覚で身につけることも可能です。

リズム感を診断する方法はある?

自分のリズム感の有無を知るには、メトロノームに合わせて裏拍をとることで確かめられます。メトロノームは、スマホアプリから無料でダウンロードできます。テンポ120のメトロノームを7分間流し、裏拍がズレずに最後まで同じリズムをとり続けられた人はリズム感があるといえます。

効率よくリズム感を鍛えるならBeeボーカルスクールがおすすめ!

この記事では、リズム感を鍛える方法について解説しました。具体的には、曲に合わせて歌ったり、メトロノームを使用したりする方法を紹介しました。手軽に始めたい人は、音ゲーやアプリを活用してもよいでしょう。

リズム感を鍛えるには、継続的にトレーニングをおこなうことで効果が期待できます。そこで、早く上達したい人はボイトレ教室に通うことがおすすめです。また、独学で練習して行き詰まっている人もボイトレ教室に通うことで悩みを解消できる可能性があります。

おすすめのボイトレ教室はBeeボーカルスクールです。Beeボーカルスクールでは最初にカウンセリングがあり、目的やレベルに合わせてレッスンを進めます。マンツーマンレッスンで、自分のペースに合わせてレッスンが受けられる点も魅力です。

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