ピアノは社会人からでも習得できる?おすすめの方法を紹介

ピアノ初心者入門

2021/06/11

投稿者: 磯崎 由佳

ピアノは社会人からでも習得できる?おすすめの方法を紹介

ピアノやバイオリンなど、音楽に関する習い事は幼少期から始めている人が多いと思われがちです。実際にピアノの習い事は幼いころから始めるのが多いですが、一方で大人になってから通い始めることは決して悪くも恥ずかしくもありません。

今回は、社会人の方向けにこれからピアノの演奏技術を取得するためにおすすめの方法やメリットについてご紹介します。

ピアノを始めるのに子どもも大人も関係ない

ピアノの習い事は、幼少期のころから始めている場合が多いです。

まだ幼いころから音楽に触れることで、耳がよくなります。

また、まだ指の関節も柔らかいので、どんどん技術を身につけていけます。

ピアノの習い事を始めるメリットは、それだけではありません。

幼いころから大人と接して教わることで、集中力やわからないことを聞く能力、我慢できる能力などが身につくのです。

このように幼いころにピアノを始めるメリットは多くありますが、大人になってからのピアノを諦める理由にはなりません。

人間は生きている限りいろいろなことに挑戦できます。

時間が余りある限り、その可能性は無限大です。

やろうと思ったのであれば、決意を決めて行動を起こすことは極めて大切なのです。

ピアノや音楽だけに限らず、どのようなことも始めてみなければ何も生まれません。

大切なのはやる気です。

諦めずに目標を持ってコツコツと努力を積み重ねていけば、充実した結果が得られるでしょう。

社会人がピアノを習得するおすすめの方法

スマートフォンを見ながらピアノを練習する人

社会人が実際にピアノを習得するためには、大きく分類して独学とピアノ教室の2つの方法があります。

それぞれメリットが異なりますので、今の自分に合わせて最適な方法を選びましょう。

1.独学なら自分だけのペースでピアノを習得できる

音楽は人に教わるものという印象があるかもしれませんが、ピアノは独学でも十分取得できます。

大切なのは、効率よく技術を身につけるための練習方法を見つけることです。

昨今では、インターネットが広く普及されたことで、さまざまな情報が手軽に得られるようになりました。

鍵盤の名称や楽譜の読み方など、これらはインターネットで検索すれば簡単に確認できます。

実際に演奏している様子は、YouTubeなど動画配信サイトからこちらも簡単に視聴が可能です。

すなわち、現代においては、独学で何かを学ぶには環境がかなり恵まれていると言えるのです。

独学で身につけるには、何より本人のやる気も重要となります。

いくら環境が恵まれていたとしても、本人のやる気がなければ何も始まりません。

ポイントはまず大きな目標を決め、それを達成するための小さな目標をいくつか持ちます。

それらの小さな目標を1つずつ乗り越えることで、大きな目標を達成できます。

SNSなどで情報交換して、モチベーションの維持を図ることもよいでしょう。

2.優れた講師から教わればめきめき上達する

しっかりとピアノを習得したいのであれば、やはりピアノ教室がおすすめです。

ピアノ教室なら、優れた講師から教われるため、効率よく学んでいけます。

スケジュールもしっかりと組む必要があるため、その日の気分で練習量が左右されることもありません。

また、ピアノ教室なら同じように教わっている生徒と知り合えます。

同じ道を行く者同士として切磋琢磨していけるでしょう。

モチベーションの維持にも繋がります。

一方で、ピアノ教室は独学よりもどうしても費用がかかってしまいます。

趣味にお金を使うことはとても大切なことですが、無理せず自分に合ったペースや方法を選びましょう。

社会人になってからピアノを始める5つのメリット

ピアノは、何歳からでも始められます。

年齢制限のようなものは一切ありません。

社会人からピアノを始めることで、多くのメリットが得られます。

そのなかから誰もが実感しやすいメリットを5つご紹介します。

1.ピアノなら独学からでも手軽に始められる

ピアノは鍵盤を弾くことで音楽を奏でる楽器です。

たとえば、トランペットのような管楽器の場合、演奏するためには肺活量が求められます。満足に演奏するためには、相応のトレーニングが必要なのです。

一方で、ピアノの場合は弾ける環境さえあれば誰でも手軽に始められます。

グランドピアノのような場所や費用がかかってしまう大掛かりなものがなくても、キーボードや電子ピアノなど、さまざまな選択肢があります。

ピアノを自由に演奏するためには技術やコツが必要ですが、ある程度のラインまでは独学でも十分に習得できます。

昨今ではYouTubeのような動画配信サイトが多数登場しており、自宅にいながら多くの情報を吸収できます。

初心者がある程度弾けるようになるためなら、自宅から習い事などを始めなくても手軽に挑戦できるのは、ピアノならではのメリットです。

2.楽譜が読めるようになる

満足にピアノを演奏するためには、やはり楽譜が読めるようになる必要があります。

最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、最初のうちは簡単なところからコツコツやっていきましょう。

まずは、ト音記号の単音からの挑戦をおすすめします。

習得できたら、和音やヘ音記号など次のステップにも挑戦していきます。

少しずつでも積み重ねていけば、やがて楽譜が読めるようになるでしょう。

楽譜がある程度でも満足に読めるようになれば、ピアノの世界は一気に広がります。

3.同じ趣味を共有できる仲間ができる

演奏をする男性

趣味は、人生を豊かなものにしてくれます。

自分にとって、打ち込める存在であると同時に、新しい仲間と出会える機会が広がるのです。

習い事に通うようになれば、同じように通っている生徒と知り合い、切磋琢磨していくようになるでしょう。

独学でも、仲間と出会える可能性はあります。

昨今では、多くの人がSNSを利用しており、共通するものを持つ者同士で繋がりやすくなりました。

自分の成果などをSNSに発信することで、同じ趣味を共有できる仲間と出会えるかもしれません。

同じ道を行く仲間と出会えることは、趣味を極めていくうえで確実に大きな糧となります。

コミュニケーションを重ねることで、モチベーションの向上にもつながるでしょう。

4.ストレス解消や癒し効果が期待できる

自分だけの趣味を満喫する時間は、日々のストレス解消が期待できます。

それだけではなく、ピアノの音楽には癒し効果も期待できるため、ただのストレス解消以上に充実した時間を過ごせるでしょう。

5.脳によい

ピアノを演奏することで、脳によい影響を与えるとされています。

ピアノを演奏するためには、楽譜を読んで実際に指を細かく動かすことが必要です。

こういった動作は、脳の老化を防止してくれます。

それだけでなく、ピアノを演奏することでドーパミンが分泌されるとされており、脳の若さを保つ効果も期待できるのです。

ドーパミンは、意欲や快感、幸福感を感じさせるホルモンです。

社会人でも関係ない!充実した自分だけの趣味の時間を見つけよう

ピアノは幼少期から始めることが多い習い事ですが、社会人からでもまったく遅くはありません。

自分だけの充実した趣味の時間を過ごすためには、年齢よりもやる気のほうが非常に重要になります。

社会人からピアノを習得する場合、独学あるいはピアノ教室の2つの方法があります。

どちらにもメリットがありますので、ぜひ自分に合ったペースでピアノの習得を目指しましょう。

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千葉県鴨川市出身、東邦音楽大学音楽科を卒業後、2008年にBeeミュージックスクールにアルバイトとして入社。

幼少期からエレクトーンを習い、作曲、アレンジなどにも取り組み、中学になった頃より音楽講師を目指し、本格的に音楽の勉強に取り組む。大学在学中は中学高校の教員免許を取得。声楽を専攻しながら、伴奏やエレクトーンにてコード理論を学ぶ。

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