自宅でのギター練習で揃えるべき9つの機材を厳選紹介

ギターの種類と選び方

2021/06/23

投稿者: 余 賢章

自宅でのギター練習で揃えるべき9つの機材を厳選紹介

独学でギターを練習する方はもちろんですが、スクールに通っている方でも自宅でもギター練習をすることになります。ギターの練習を自宅でするためには、どのような機材が必要になるのでしょうか。

今回はこれからギターを始める方が揃えておきたいギターの機材を厳選紹介します。ギターを始めたいけれど最低限必要なものがわからないという方は必見です。

ギター練習に必要な機材とは?

ギターにおいての機材のほとんどは音響機材です。ギター本体があれば音を出すことはできるのですが、エレキギターの場合はアンプやそれに付随する機材が必要になります。

アコースティックギターはアンプなしでも大きな音が出せますが、逆に音対策をしておかなければ近隣の方と騒音トラブルになってしまう可能性もあるのです。

またギターを最適な状態で保管するために揃えておきたい機材や、練習の上達のために持っておくと便利な機材もあります。最初からプロ並みに機材を揃えるとお金もかかって大変ですから、初心者が最低限揃えておきたい機材が何かを知っておきましょう。

ギター練習に必要な機材の種類

自宅でギター練習をするために必要な機材の種類を解説します。

1. ギター

ギターを始めるにはなんといってもギター本体が必要です。ギターは値段もピンキリで種類も豊富ですが、これからギターを始める方は「どの程度のギターを買えばいいのか」と悩む方も多いです。

特に初心者だからこのギターではないといけないというものはないので、値段と相談しつつ、音質や見た目のデザインを吟味して選ぶといいでしょう。

多くの人が憧れる有名メーカーやアーティストが使っているギターは何百万円もするものがありますが、5万円前後でそれなりに質のいい音が出せるギターは手に入ります。

初心者向けのギターなら1万円前後のものもあり演奏はできるのですが、長く愛用するには向かないというデメリットもあるので注意しましょう。

2. ミニアンプ

ギターとアンプ

自宅でエレキギターを練習する場合、アンプなしでも音は出るのでアンプを購入しない方もいます。

ただアンプを通して音を出すために作られているエレキギターですから、アンプを使わないで聞こえる音だけで練習していても上達はしません。アンプを通して出た音をコントロールしながら弾くことが大切になりますので、ミニアンプは用意しておきましょう。

またアンプと接続するヘッドフォンがあると音が外に聞こえてしまうのを避けられます。より音漏れに気をつけたいのであればヘッドフォンとアンプが一体となっているヘッドフォンアンプもおすすめです。

3. シールド

シールドとはギターとアンプを接続するケーブルです。値段がピンキリで高級品もありますが、必ずしも高級品を購入する必要はありません。

ただかなり価格が安いものは耐久性が低く、使っているとすぐに断線する可能性が高いです。またノイズが混ざってしまって、綺麗なギターの音が聞けないものもあります。シールドを選ぶときは、評価や口コミなども参考にしてみるといいでしょう。

4. エフェクター

ギターとアンプを繋いでいるとき、エフェクターをつけることで音を電気的に変えることができます。

初心者でエフェクターを使わない方がいいという人もいますが、エフェクターを使って音を改変することは一般的となっているため、最初のうちからエフェクターの使い方やエフェクターを使って出せる音に親しんでおくといいでしょう。色々な音が出せるので、ギター練習へのモチベーションにもなるはずです。

エフェクターはマルチに音を出せるものもありますが、初心者であればコンパクトエフェクターがあれば十分でしょう。

5. 消音グッズ

アコースティックギターを練習する場合は、アンプがなくても生音を楽しむことができますが、逆にかなり音が出てしまうため、自宅でそのまま練習していると騒音トラブルになりかねません。アコースティックギターの場合は、消音グッズを揃えておきましょう。

サウンドホールに取り付けて消音効果が望めるものや、弦に取り付ける消音器などがあります。予算に余裕がある方は自宅練習用としてサイレントギターを購入するのもいいでしょう。

6. チューナー

ギターを演奏するためにはチューニングをして正しい音が出せる状態にしなければならないのですが、その時に必要になるのがチューナーです。

精度が高いデジタルチューナーであっても、リーズナブルなものが多くあります。チューニングをする時に使う道具には音叉やピッチパイプなどもありますが、初心者でも簡単に使えるのはチューナーでしょう。

最近はスマホアプリでもチューナーアプリがありますが、高価なものではないのでギターを練習するならチューナーは持っておきたい機材です。

7. メトロノーム

メトロノーム

ギターの基礎練習から応用練習まで、リズムを取る練習に役立つのがメトロノームです。特に初心者の頃はなかなか一定のリズムで演奏することが難しいですが、メトロノームは一定のリズムを保てるようにサポートしてくれます。

昔ながらのメトロノームもありますが、デジタルメトロノームもあり、スタイリッシュで持ち運びやすいものも多いです。メトロノームもスマホアプリでダウンロードできますが、ご自身の演奏した曲をスマホで録音したいという場合はメトロノームを別で持っておきましょう。

8. ICレコーダー

最近は自分が奏でている音をスマホを使って録音する方が多いですが、録音専用の機材を持っておきたいという場合はICレコーダーを用意しましょう。

ギターの練習では自分で演奏した音を録音して客観的に聞くということがとても大切になります。スマホでも十分に録音できるのですが、録音中に着信などがあると止まってしまうこともあるので、確実に録音したいならICレコーダーがおすすめです。

数千円で購入できるものもたくさんあります。

9. キャリングケース

キャリングケースとはギターを入れて持ち運ぶためのケースです。

スクールに通っている場合や、スタジオなどで練習する場合、ギターをそのまま持っていくわけには行きませんのでキャリングケースを使います。

キャリングケースはソフトケースとハードケースがあり、持ち運びやすいのはソフトケースです。ただハードケースは強度が強く、万が一の衝撃からもギターを守ってくれやすいというメリットがあります。

またハードケースはギターに最適な湿度を保って保管するのにも適していますので、自宅でのみ練習するからキャリングケースは必要ないという方にもおすすめです。ギターを長く愛用したいという方は持っておいて損はないでしょう。

ギター練習に必要な機材を買える場所

ギター練習に必要な機材を購入できる場所は楽器店です。楽器店に行けば実際にその機材を使って音を確かめることができます。

特にギター本体やアンプなどは楽器店に足を運んで、音質を確かめた方が安心です。チューナーやメトロノーム、消音グッズなどはネットで購入しても問題ないでしょう。

通販サイトには商品の評価や口コミが掲載されていますから、購入する前にそれらを確認することをおすすめします。値段だけに着目して選ぶと品質が悪いものを購入してしまう恐れがあるので注意してください。

最低限必要な機材を揃えて自宅でギターを練習しよう

ギターは比較的初期費用がかからない楽器ですが、それでも今回紹介したような機材は必要になります。これからギターを始める方はまずは必要な機材を集めましょう。

予算オーバーの方や、できるだけ節約したいという方はチューナーやメトロノーム、ICレコーダーはスマホで代用できます。工夫してできる範囲で必要な機材を揃えていきましょう!

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2011年から自身が作曲をするインストゥルメンタルバンドでの活動を開始。全国のCDショップ、配信サイトでリリース、ならびに全国のみならずアジアでのライブを行う。2015年には大規模野外フェスでの出演、都内、関西圏での3000人規模のライブハウスでの出演も成功させる。

個人での活動では、国内外問わずアーティストへ作曲提供をしており、2017年、提供した楽曲がitunesでオリコン1位を記録。2019年には自身のバンド「World Maps」が、FUJI ROCK FESTIVALに出演。

SNSでも活動をしており、youtube上で5万人超の登録者がいる音楽チャンネル「Home Sessions」で演奏を始め、楽曲提供、アレンジを行なっている。
また、FM yokohamaにてパーソナリティとして番組を担当。歌うようなギタープレイに定評があり、現在も多数のフェス、ライブハウスで全国を周り、活躍中。

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