プレゼンテーションで緊張しない方法は?緊張の原因と人前でうまく話すコツを紹介

ボイストレーニング

2025/12/31

投稿者: 河野ひかり

プレゼンテーションで緊張しない方法は?緊張の原因と人前でうまく話すコツを紹介

緊張には必ず原因があり、正しく対処すれば落ち着いて話すことができます。プレゼンテーションに苦手意識のある方ほど、コツを知ることで大きな変化を実感できるでしょう。

本記事では、プレゼンテーションでの緊張を軽減する方法を5つ、詳しく紹介します。また、緊張する原因や人前でうまく話すコツも解説します。

緊張をうまく味方につけて、自分のプレゼンテーションに自信を持ちたい方は、ぜひ参考にしてください。

プレゼンテーションで緊張する原因

まずは、プレゼンテーションで緊張する主な原因を4つ紹介します。

  • 十分な準備ができていないから
  • 緊張してはいけないと考えているから
  • 失敗を恐れているから
  • 場の雰囲気にのまれてしまうから

自分に当てはまるポイントを見つけることで、克服のヒントが見えてくるはずです。今後のプレゼンテーションに自信を持つためにも、ぜひチェックしてみてください。

十分な準備ができていないから

プレゼンテーションで緊張する一番の要因は準備不足です。話す内容やスライドが完成していても、実際に声に出して練習していないと本番で焦ってしまうこともあります。

特にリハーサルが不十分だと自信が持てず、緊張に直結します。時間を測って通しで練習する、声に出して話すなど、本番を想定した準備をすることで安心感が生まれ、緊張も和らぐでしょう。

原稿を丁寧に作っていても、実際に自分が話す練習をしているかどうかのほうが、緊張には大きく影響します。原稿を作る段階では、まだアウトプットが伴っていないためです。

実際にアウトプットしてみないと気づけないことのほうが多いので、実践練習を多くやることを意識しておきましょう。可能であれば誰かに聞いてもらう機会を設けられると、より安心して臨めるでしょう。

緊張してはいけないと考えているから

緊張してはいけないと思うほど、かえって緊張は増してしまいます。プレゼンテーションに緊張はつきものであり、適度な緊張は集中力を高め、よいパフォーマンスにつながることもあります。

緊張を完全になくそうとするのではなく、緊張している自分でも大丈夫と受け入れることが大切です。緊張を敵ではなく味方と捉えることで、気持ちも楽になります。

うまく話すことよりも、聞き手に想いを届けることを意識してみましょう。

失敗を恐れているから

失敗への恐れが強い場合も、自分に意識が向きすぎて緊張しやすくなります。プレゼンテーションは自分がどう思われるかではなく、聞き手にどう届けるかが大切なポイントです。

自分の評価ばかりを気にしていると、思い通りに話せず、焦ってしまうこともあるでしょう。相手に意識を向け、自分の伝えたいことがちゃんと相手に届くように伝えるという気持ちを持つことで、緊張も自然に軽減されます。

聞き手の役に立ちたいという気持ちが、緊張を前向きな力に変えてくれるでしょう。

場の雰囲気にのまれてしまうから

大勢の前で話すときに緊張するのは自然なことです。特に慣れていない環境に立つと、人は不安を感じやすくなります。

不安を抑えるために会場の下見をしておく、当日の動きをイメージしておくなどの対策が効果的です。場に慣れておくことで、余計な緊張を抑え、落ち着いてプレゼンに臨めます。

小さな安心材料を積み重ねることが、本番での落ち着きにつながるでしょう。

プレゼンテーションでの緊張を軽減する方法5選

会議室で話す女性

次に、プレゼンテーションで緊張を軽減する方法を5つ紹介します。

  1. 資料や原稿を作りこむ
  2. 自信を持てるまで練習する
  3. 聞き手の反応を気にしすぎない
  4. 完璧を求めすぎない
  5. 等身大の自分で臨む

プレゼンテーションが苦手な方でも、事前準備やちょっとした工夫で緊張を和らげることは可能です。できそうなことから実践してみてください。

1. 資料や原稿を作りこむ

プレゼンテーションの仕上がりは、準備段階でほぼ決まります。資料や原稿をしっかり作り込むことで、自信と安心感を持って本番に臨めるでしょう。

資料を作るときのポイントは以下のとおりです。

  • 1スライド1メッセージにする
  • 読みやすいフォント・配色を意識する
  • グラフや図表で情報を可視化する
  • 図とテキストのバランスを整える
  • 視線の流れを意識した効果的なレイアウトにする

1スライドに1メッセージのみを基本とし、情報を詰め込まないことが大切です。また、図や箇条書きを適宜追加することで、聞き手の理解も助けてくれます。

上記のポイントを活かして資料を作成しましょう。

2. 自信を持てるまで練習する

プレゼンテーションに自信を持って臨むには、何度も練習を重ねることが大切です。「これで失敗したらもう仕方ない」と思えるくらい練習しておくと、適度な緊張感を保ちながら落ち着いて話せます。

声に出して通し練習をする、録音して自分の話し方を確認するなど、自分に合った方法で反復練習しましょう。練習の量や、準備できることはやり切ったと思えることが安心感につながります。

3. 聞き手の反応を気にしすぎない

聞き手の反応に振り回されると、緊張や焦りにつながります。相手の様子を見て話し方を調整することは大切ですが、「無表情だから伝わっていないかも」と気にしすぎるのは逆効果です。

たとえば、あくびをしている人がいたとしても、前日寝不足だっただけかもしれません。反応に一喜一憂せず、自分のプレゼンテーションに集中する姿勢が大切です。

4. 完璧を求めすぎない

プレゼンテーションに完璧を求めすぎると、ちょっとしたミスにも焦ってしまいます。本番では機材トラブルや予定外の質問など、予期せぬことが起きる可能性もあります。そのため、これだけは伝えたいという要点に絞って話す意識が重要です。

商品紹介なら、ほかの製品とは異なる自社製品の強みだけでも印象に残せれば成功です。完璧であることより、伝わることを優先しましょう。

5. 等身大の自分で臨む

プレゼンテーションは、等身大の自分で堂々とステージに立つことが成功への第一歩です。プレゼンテーションで無理に自分をよく見せようとすると、緊張や不自然な話し方につながります。

大切なのは、これまで準備してきたこと・経験してきたことを信じて、今の自分にできる最大限を出すことです。難しい言葉を無理に使うより、自分の言葉で素直に伝えたほうが心に響きます。

人前でうまく話すコツ

プレゼンテーションや会議、ちょっとした発表の場などで、伝えたいことをしっかり届けるためにはコツがあります。ここでは、人前でうまく話すためのコツを4つ紹介します。

  • 大切なポイントは繰り返す
  • 質問を投げかける
  • 聞き手の目を見て話す
  • 時間内で簡潔に話す

気持ちや主張が伝わるプレゼンをしたい方は、ぜひ内容を参考にしてください。

大切なポイントは繰り返す

プレゼンテーションでは、一番伝えたいポイントは何度でも繰り返し伝えることが重要です。繰り返すことで聞き手の印象に強く残り、大切なポイントを認識してもらえます。

たとえば、サービスの強みがスピードである場合、「私たちの強みはスピードです」と冒頭・中盤・まとめで伝えるだけで説得力は増します。繰り返しを恐れず、重要なポイントは何度も伝えましょう。

質問を投げかける

プレゼンテーション中は、聞き手に問いかけることで集中力を保ちやすくなります。人は話を一方的に聞き続けると、注意力が途切れてしまいがちです。

「みなさんはどう思いますか?」「こんな経験ありませんか?」といった質問を挟むことで、聞き手の意識を引き戻せます。双方向の空気感を作ることが、聞き手の心を動かすポイントです。

聞き手の目を見て話す

聞き手の目を見て話すことは、信頼感や説得力を高めるうえで効果的です。アイコンタクトがあるだけで、話に引き込まれやすくなります。

一人ひとりに順番に視線を送るだけでも、自分に話してくれているという感覚を与えられます。また、相手の反応を見ながら言い回しを変えるといった臨機応変な対応も可能になるでしょう。ただし、反応を気にしすぎてペースを崩さないよう注意が必要です。

時間内で簡潔に話す

プレゼンテーションは、短く・わかりやすく伝えることが大切です。聞き手は限られた時間で情報を受け取るため、結論ファーストで簡潔に伝えることが求められます。

たとえば、「この商品の特徴は3つあります」と結論を先に伝えると、全体像をイメージしやすくなります。言葉を削り、シンプルな表現を意識することで内容が明確になり、印象にも残りやすくなるでしょう。

プレゼンテーションに関するよくある質問

オフィスで話をする女性

最後に、プレゼンテーションに関するよくある質問に回答します。声が震えた場合の対処法や緊張をほぐす方法などを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

プレゼンテーションで緊張して声が震える場合の対処法は?

プレゼンテーションで声が震えるときは、話すスピードを意識的にゆっくりにしましょう。緊張すると呼吸が浅くなり、早口になってさらに声が震えやすくなります。意識してゆっくり話すことで呼吸が整い、声の震えも抑えられます。

また、どうしても改善が難しい場合は、ボイストレーニング教室などで呼吸の仕方や発声、滑舌の指導を受けるのもおすすめです。プロの指導で自信がつけば、本番でも落ち着いて話せるようになるでしょう。

プレゼンテーションの直前に緊張をほぐす方法はある?

プレゼンテーションの直前は、深呼吸と軽い運動でリラックス状態をつくりましょう。呼吸を整えることで自律神経が安定し、身体のこわばりや不安感が和らぎます。

また、ストレッチや肩回しなど、軽く体を動かすこともおすすめです。短時間でもリラックスできる時間を意識的につくりましょう。無理に落ち着こうとせず、緊張していても大丈夫と受け入れる気持ちも大切です。

発表で緊張して頭が真っ白になったときの対策はある?

事前準備として、重要ポイントを簡潔にメモしておくことが有効です。要点やキーワードを簡単にメモしておくことで、緊張して頭が真っ白になったとしてもプレゼンを継続できます。

ただし、大量の原稿を書くと余計に混乱してしまうので、伝えたいポイントを短く整理するのがポイントです。要点が見えるだけで安心感が生まれ、思い出して話せます。練習時からメモを使って練習しておくことで、安心して本番に臨めるでしょう。

自信を持ってプレゼンテーションに臨みたい方は、Beeボイストレーニングスクールへ!

本記事では、プレゼンテーションでの緊張を軽減する方法を5つ紹介しました。

資料や原稿をしっかり作りこみ、何度も練習を重ねることで不安を軽減し、自信を持ってプレゼンテーションに臨めます。また、完璧を目指しすぎず、聞き手の反応にとらわれすぎない姿勢も大切なポイントです。

それでも苦手意識が拭えない場合は、ボイストレーニングの活用もひとつの選択肢です。Beeボイストレーニングスクールでは、発声や滑舌、原稿読みなど、プレゼンに直結する内容をマンツーマンで学べます。

45分の無料体験レッスンも実施しているので、興味のある方はぜひ活用してください。プレゼンテーションへの不安を自信へと変える一歩となるでしょう。

   
大阪出身。ビジュアルアーツ専門学校音響芸術学科卒業。

専門学校では、ボイストレーニングのベースとなる音楽理論、作曲理論、楽曲アレンジ、歌の伴奏等で必要なピアノのアレンジ、コードワークなど主に学ぶ。

卒業後、ボイストレーナーとして突き詰めるため、各分野のエキスパートに師事。並行して、ミュージシャンとしても本格始動。舞台やCM・テレビ番組などに楽曲を提供する一方、ボイストレーナーとして大手音楽スクールでレッスンを始める。テレビ番組にもボイストレーナーとして多数出演。
(ピアノ講師としてテレビ番組「お願い!ランキング」にも出演)

主な指導対象生徒は、大手事務所所属アイドル、俳優、舞台役者、声優、タレント、モデル、シンガー、バンドボーカリストから、保育士、僧侶、講演家、学者まで多岐に渡る。

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