鼻にこもる声の治し方6選!原因やこもり改善がもたらすメリットも詳しく解説
声
2026/01/31

鼻声とは鼻にかかったように聞こえる声のことですが、鼻の奥のほうで鳴ると、こもった印象や聞き取りにくくなるのが特徴です。人によっては「風邪っぽい」「声が通らない」と感じられ、会話や仕事でストレスを感じている方も少なくありません。
しかし、鼻にこもる声は生まれつきではなく、発声トレーニングや生活習慣の見直しによって改善できる可能性があります。
本記事では、すぐに実践できる鼻にこもる声の治し方7選について詳しく解説します。また、原因や改善するメリットも紹介するので、鼻にこもる声で悩んでいる方はぜひ最後までお読みください。
鼻にこもった声の特徴
鼻にこもった声は、相手に聞き返されることが多く、会話にストレスを感じやすい特徴があります。また、自分の声に自信が持てず、人前で話すことをためらってしまう方もいるかもしれません。
鼻にこもった声には、次のような特徴があります。
- 声が通らない
- 声の明るさをコントロールしにくい
- 滑舌が悪く聞こえる
- ダルそうに聞こえる
鼻にこもった声はトレーニングや生活習慣の見直しによって改善できます。正しい方法を続けることで、より明るく聞き取りやすい声を手に入れられるでしょう。
鼻にこもった声になる原因

鼻にこもった声になってしまう原因は、人によってさまざまです。風邪や鼻炎などの一時的なものから、舌や口の使い方、姿勢や呼吸のクセといった日常的な要因まであります。
ここでは、鼻にこもった声になる3つの原因を紹介します。
鼻や喉の不調(風邪・鼻炎など)
風邪や鼻炎などで鼻や喉の粘膜が炎症を起こすと、空気の通り道が狭くなり、声の響きに影響が出ます。また、花粉やハウスダストなどのアレルギー反応、副鼻腔炎などでも粘膜が腫れ、鼻づまりや鼻声を引き起こします。
特に、春先や季節の変わり目にだけ鼻へのこもりが強くなる場合は、アレルギー性鼻炎の可能性が高いでしょう。症状を繰り返す場合は市販薬だけでなく、耳鼻科で原因を特定して根本的な対策をすることが大切です。
舌や口周りの筋力低下
舌や口周りの筋力が低下すると、口腔が狭くなり、声の響きが弱くなって鼻にかかりやすくなります。特に、舌の奥(舌根)が上がったまま発声すると、空気の通り道がふさがれてこもった声になりやすいといわれています。
鏡を見ながら大きく口を開けたときに、喉の奥ののどちんこ(口蓋垂)が見えない場合は、舌根が上がっているサインです。舌の筋肉が弱いと意識的に下げることが難しく、発声にも影響します。
また、口の動きが小さいと母音が不明瞭になり、声全体がこもって聞こえるため、こもりを改善するには筋肉を鍛えることが必要です。
声帯や咽頭のむくみ
声帯や喉の周囲がむくむと声の響きが悪くなり、鼻にこもって聞こえることがあります。長時間の会話や無理な発声は、声帯や咽頭の筋肉に負担をかけ、炎症やむくみを引き起こします。
さらに、ストレスや緊張によって喉周りの筋肉が硬直すると、声が抜けにくくなる原因につながるため注意が必要です。たとえば、会議や電話応対が続いたあとに鼻へのこもりが強くなる場合は、過緊張や疲労などが関係していると考えられます。
こうした場合は、温かい飲み物で喉を温めたり、深呼吸や発声練習で筋肉をリラックスさせたりするのがおすすめです。
今日から試せる鼻にこもった声の治し方6選!
声が鼻にこもってしまう理由はさまざまですが、こもりを改善することは可能です。原因によって対処法は異なるものの、鼻にこもった声を改善するための方法としては、以下のようなことが挙げられます。
- 舌を引っ張りながら声を出す
- 水を口に含んで発声しながらうがいをする
- 口周りの筋肉を鍛える
- お腹から声を出すことを意識する
- お風呂でリラックスする
- 鼻へのこもりを軽減するツボを押す
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
1. 舌を引っ張りながら声を出す
舌を引っ張りながら声を出すトレーニングは、舌の緊張をほぐし、声の通りをよくする効果が期待できます。ティッシュやハンカチなどの上から舌の先をつまみ、痛くならない程度に引っ張りながら声を出しましょう。
最初はまっすぐ前に引っ張って発声し、慣れてきたら右→左→上→下と方向を変えながら、それぞれ5秒ほど静止して発声します。この動きを1分ほど続けるだけでも、喉や舌の筋肉がほぐれ、こもっていた声がスッと通りやすくなります。
2. 水を口に含んで発声しながらうがいをする
「アー」と声を出しながらうがいをする方法も、鼻にこもった声の改善に効果的です。喉や舌の動きを意識的に使うことで、発声時の筋肉が自然に鍛えられます。
普段からうがいの際に声が出る方は、いつもより少し大きめの声を出してみましょう。声が出にくい方は、意識してしっかり発声しながらおこなうのがポイントです。
このトレーニングを続けることで喉や舌のコントロール力が高まり、息の通りがよくなって鼻へのこもりを防ぎやすくなります。
3. 口周りの筋肉を鍛える
鼻にこもった声の原因の1つに、口輪筋(こうりんきん)と呼ばれる口周りの筋肉の弱さがあります。口輪筋が弱いと声を正しく響かせることができず、こもった声になりやすいため、意識的に鍛えることが大切です。
トレーニング方法は簡単で、「オウオウ」と繰り返し発音してみましょう。このとき、唇をしっかり突き出して発音するのがポイントです。手でOKサインを作り、その中に唇を入れて練習すると感覚をつかみやすくなります。
口輪筋を鍛えることで、鼻にこもった声の改善だけでなく滑舌もよくなるため、一石二鳥の効果が得られます。筋肉なので即効性はありませんが、1日数分のトレーニングを1ヶ月ほど続けることで変化を実感できるでしょう。継続しても効果が感じられない場合は、フォームを見直すかボイストレーナーに相談してみてください。
4. お腹から声を出すことを意識する
腹式呼吸を使ってお腹から声を出すことで、鼻にこもった声が改善されるケースは多くあります。胸だけで呼吸する「胸式呼吸」では声が浅くこもりやすいため、横隔膜を押し下げる「腹式呼吸」を習得することが重要です。
まずは、下腹に手を当て「ハッハッ」と短く息を吐き出してみましょう。このとき、お腹がしっかり動いているかを手で感じ取ることがポイントです。最初は手の力を借りても構いませんが、徐々に腹筋だけでお腹を動かせるように意識しましょう。
腹式呼吸が身につくと、息を安定して使えるようになり、声の響きが豊かで聞き取りやすくなります。また、発声が安定することで歌唱力や表現力の向上にもつながります。
5. お風呂でリラックスする
お風呂で体を温めることは、鼻にこもった声の改善に効果的です。全身の血行がよくなり、鼻や喉の粘膜のむくみが和らぐことで、鼻づまりが解消されやすくなります。
湯気を吸い込むことで鼻や喉の保湿にもつながり、発声しやすくなる効果も期待できます。お風呂に入る時間がないときは、蒸しタオルを鼻や喉にあてて温めるのもおすすめです。
自宅で手軽にできるリラックス法として、日常的に取り入れてみましょう。
6. 鼻へのこもりを軽減するツボを押す
鼻へのこもりを和らげるには、ツボ押しもおすすめです。顔周りには鼻づまりや血行の改善に働くツボがあり、日常的に刺激することで鼻へのこもりの緩和が期待できます。
ここでは、鼻にこもった声の改善に役立つ代表的な3つのツボを紹介します。
| ツボ名 | 場所 | 押し方 |
| 睛明(せいめい) | 目頭と鼻の付け根の骨との間 | 指の腹で押し込むように刺激する |
| 鼻通(びつう) | 鼻の左右、鼻の長さの真ん中あたりのくぼみ | 指の腹でやや強めに押す |
| 迎香(げいこう) | 小鼻の左右、鼻通の少し下にあるくぼみ | 強めに押す |
これらのツボ押しは、自宅で簡単におこなえるセルフケアです。入浴後やリラックスした状態で押すと、鼻の通りが改善しやすくなります。
鼻にこもった声の改善がもたらす3つのメリット

鼻にこもった声が改善すると、日常生活の中でよい変化が表れます。改善によるメリットは以下のとおりです。
- 声が聞き取りやすくなる
- 鼻炎薬に頼らなくてもよくなる
- 自信が持てるようになる
それぞれのメリットについて、詳しく説明します。
1. 声が聞き取りやすくなる
鼻にこもった声が改善される最大のメリットは、声が聞き取りやすくなることです。鼻にこもった声は、「え?」「もう一度言って」などと聞き返されることが多くなりがちです。
しかし、鼻にこもった声を改善すれば声の通りがよくなり、相手にしっかりと届くクリアな声になります。さらに、改善トレーニングの多くには共鳴や発声を整える効果もあるため、より明瞭で印象の良い話し方ができるようになるでしょう。
2. 鼻炎薬に頼らなくてもよくなる
鼻にこもった声が改善されれば、鼻炎薬などの薬に頼らなくてもよくなります。重要な場面で鼻炎薬を服用している方も少なくありませんが、薬によっては眠気や集中力の低下といった副作用を感じることもあります。
根本的に鼻にこもった声が治れば、そうした薬を使わずに済み、頭がスッキリした状態でプレゼンや会話に臨めるようになるでしょう。副作用を気にせず自然な声を出せるようになるのは、大きなメリットです。
3. 自信が持てるようになる
鼻にこもった声が改善されると、声が相手にしっかり届くようになり、自信を持って話せるようになります。これまで会話中に聞き返されることが多かった方も、伝わりやすくなることで不安が軽減されるでしょう。
実際に、聞き返される機会が減ることで自分の声に自信が生まれ、以前より積極的に発言できるようになる方もいます。さらに、自信がつくことで表情や声色も明るくなり、印象のよい声へとつながるという好循環が期待できます。
鼻にこもった声を治す方法を実践してクリアな声を手に入れよう!
鼻にこもった声は、風邪や鼻炎などの一時的な不調だけでなく、舌や口周りの筋力低下、誤った発声方法などが原因で起こります。これらは、舌のストレッチや口周りの筋肉トレーニング、腹式呼吸の習得などを継続することで改善していくことが可能です。
また、睡眠・食事・姿勢など日常生活を整えることも、喉や鼻のコンディションを保つために欠かせません。ぜひ、本記事の内容を参考にして、取り入れやすいものから実践してみてください。
自分で取り組んでもなかなか改善が見られない方は、プロにサポートしてもらうのもおすすめです。Beeボイストレーニングスクールでは、マンツーマンレッスンで発声の基礎からプレゼン練習、滑舌改善まで丁寧に指導します。まずは45分間の無料体験レッスンを活用して、正しい発声方法と自分に合ったトレーニング方法を見つけましょう。


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