自分の声が嫌いだと感じる理由は?上手く付き合うためのボイトレ方法を解説
声
2026/03/31

自分の声が嫌いだと感じる主な理由は、録音した声と自分が普段聞いている声に違いがあり、そのギャップに違和感を覚えるためです。
しかし、お仕事などで、ご自身の声を使わざるを得ない機会もあるでしょう。そのようなときは、録音した自分の声を客観的に聞く練習をしてみてください。
嫌いだという気持ちはすぐに変わらないとしても、自分の声に少しずつ慣れることはできます。さらに、ボイストレーニングを取り入れると、歌やスピーチの上達にもつながるでしょう。
本記事では、自分の声と上手く付き合うための方法と、効果的なボイストレーニングについて詳しく解説します。
自分の声が嫌いだと感じる5つの理由

自分の声が嫌いだと感じる主な理由は以下の5つです。
- 録音した自分の声が気持ち悪く感じる
- 理想の声と違う
- 話し方の癖が気になる
- 鼻声やこもった声に聞こえる
- 自分の声に自信がない
それぞれの内容について、詳しく解説します。
1. 録音した自分の声が気持ち悪く感じる
録音した自分の声を聞くと、「嫌いだ」「変だ」と感じることがあります。普段自分が耳で聞いている声と、録音された声では、音の伝わり方が根本的に違うためです。
普段私たちが聞いている自分の声は、空気を伝わる音と、自分の頭や体の骨を伝わる音が合わさって聞こえます。しかし、録音した声は空気の振動で聞こえる声なので、骨の振動で聞こえる音が含まれていません。
そのため、録音した声は普段の自分の声とは違って聞こえ、違和感を覚えたり、不快に感じたりすることがあるのです。
2. 理想の声と違う
音程のズレと理想とのギャップという2つの原因で、自分の声が嫌いになることも考えられます。
普段聞いている自分の声は骨の振動も含んでいるため、低く響くのが特徴です。しかし、録音した声は空気の振動だけで伝わるため、自分のイメージよりも高い音に聞こえます。
この「思っていた声と違う」という違和感や、理想が裏切られるショックが重なることで、自分の声に対して拒否反応が出てしまうのです。
3. 話し方の癖が気になる
話し方の癖に気づいたことがきっかけで、自分の声が嫌いになる場合もあります。客観的に自分の声を聞き、初めて欠点に気づくことがあるためです。
たとえば録音した声を聞いたとき、滑舌の悪さや声の張りのなさ、語尾を伸ばす癖などに気づき、自分の話し方が嫌いだと感じる場合があります。
他人の話し方で嫌だと感じていた特徴が自分にもあると気づいたときにも、話し方が嫌だと感じてしまうこともあるでしょう。
4. 鼻声やこもった声に聞こえる
鼻声やこもった声に聞こえるせいで、自分の声が好きになれないと感じることもあります。主な原因は、以下の3つに大きく分けられます。
- 姿勢の悪さ
- 発声方法の癖
- アレルギーなどの不調
たとえば、姿勢が悪いと体の中で声がうまく響かず、こもった声になることがあります。また、口をあまり開けなかったり、吐き出す息の量が少なかったりすることも、声がこもる理由の1つです。
さらに、鼻声がなかなか治らない場合は、花粉症や鼻炎など、アレルギー症状による影響も考えられます。
5. 自分の声に自信がない
そのほかに、過去に他人から自分の声について何か指摘されたことがあれば、その経験も、自分の声を嫌いになる要因になっているかもしれません。
誰かから自分の声について指摘されたり、からかわれたりした経験は、意外と深く心に残るものです。そのときのショックな記憶がコンプレックスとして定着すると、無意識のうちに「自分の声は変なんだ」「ダメなんだ」と否定的に捉えるようになるでしょう。
自分の声と上手く付き合うための4つのステップ

自分で聞いている声と録音した声では聞こえ方が異なるため、自分の声に違和感を覚えるのは一般的な現象だとされています。
自分の声が好きになれないけど付き合い方を考えたいという方は、以下の方法を試してみましょう。
- 録音した自分の声に慣れる
- 自分の声の長所を見つける
- なりたい声のイメージを具体的に思い描く
- 自分の声の直したいところを見つけて修正する
それぞれの内容について、具体的に解説します。
1. 録音した自分の声に慣れる
まずは、録音した自分の声を聞いて慣れることから始めましょう。繰り返し何度も聞くうちに、声に対する違和感が少しずつ薄れていき、苦手意識も和らいでいきます。
録音する内容は、歌でもスピーチでもどちらでもかまいません。できれば自分が一番上達させたい、または苦手だと思っているジャンルの音声を録音するのがおすすめです。
録音が終わったら、時間をかけてじっくりと自分の声を聞き返してみましょう。繰り返し聞くことで、自分の声をより客観的に捉えられるようになります。
2. 自分の声の長所を見つける
何度も自分の声を聞いて慣れてくると、好きな発声や響きが見つかるかもしれません。自分の声の嫌いな部分に注目するのではなく、まずは好きな部分を探してみましょう。
好きな部分が見つかったら、そのときの状況を思い出しながら、何度もその声を練習します。
自分の声で好きな部分が見つかった場合は、この段階まで来れば、「自分の声が嫌い」だという気持ちは、かなり和らいできているはずです。
3. なりたい声のイメージを具体的に描く
自分の声を客観的に聞けるようになってきたら、次は理想の声のイメージを具体的に挙げてみましょう。声優や歌手などの声でもかまいませんが、なぜその声が理想的なのか、どの部分が好きなのかを整理することが大切です。
たとえば、下記のように、書き出して整理する方法がおすすめです。
- 今より低い声にしたい
- 今より高い声にしたい
- はっきりと喋りたい
- 通る声にしたい
- 優しい声にしたい
- 明るい声にしたい
今の自分の声が理想通りでなくても、自分の声のよい部分を生かしながら、「理想の声に近づくには何ができるか」といった視点で考えるようにしましょう。
4. 自分の声の直したいところを見つけて修正する
理想の声のイメージが固まったら、次は、自分の声の改善点を見つけます。たとえば、「もっと低めの声で喋ると理想に近づける」「滑舌がよくなると歌が聞き取りやすくなる」などです。
直したい部分が具体的に見つかった後は、何度も改善を繰り返して理想に近づけていきましょう。このときも、自分の声を録音して修正していくのがおすすめです。
理想の声に近づくため、ボイストレーニングなどを活用するのも効果的です。
自分の声と上手く付き合うためのボイトレ方法5選
正しい姿勢や腹式呼吸といった発声の基本を見直すだけで、声の印象は大きく変わります。まずは基本をしっかりと身につけ、その上でボイストレーニングに取り組み、理想の声に近づけていきましょう。
自宅でできるボイトレ方法は以下のとおりです。
- 正しい姿勢で発声する
- 腹式呼吸を身につける
- ハミングをする
- 母音法を練習する
- 抑揚をつけて話す
ここでは、それぞれのボイトレ方法について詳しく解説します。
1. 正しい姿勢で発声する
声と姿勢には深い関係があります。声が通りにくい、響きにくいと感じたときは、自分の姿勢を一度確認してみましょう。特に、顎を前に突き出して話すのは発声するうえで望ましくありません。
発声する前に、次のように正しい姿勢を意識してみましょう。
- 足は肩幅よりやや広めに開く
- 足の裏全体で体重を支えて、しっかり立つ
- 目線はまっすぐ前を向いて、高さを保つ
- 頭のてっぺんから足先まで、一本のまっすぐな線をイメージして立つ
立っているときは、体のどこにも無理な力を入れずリラックスしましょう。背骨が自然なS字カーブを描いている状態が理想です。
2. 腹式呼吸を身につける
呼吸には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2つの方法があります。声が小さい、声に張りがない、息が長く続かないと感じる場合は、腹式呼吸の練習をおすすめします。
胸式呼吸は、普段私たちがおこなっている胸が動く呼吸のことです。それに対し、腹式呼吸は横隔膜を大きく動かすので、お腹が膨らんだりへこんだりします。腹式呼吸のほうが胸式呼吸よりも多くの空気を吸い込めるので、その分、より大きな声や長い声を出せるようになります。
腹式呼吸を練習する際は、仰向けに寝て、膝を立てた姿勢でおこなうのがおすすめです。この体勢だと横隔膜が動かしやすくなり、腹式呼吸の感覚がつかみやすくなります。具体的なやり方は次のとおりです。
- 仰向けに寝て膝を立て、お腹に手を当てる
- お腹をへこませるように意識し、ゆっくり6秒ほどかけて口から息を吐ききる
- 今度はお腹をふくらませるように意識して、3秒ほどかけて鼻から息を吸う
上記の方法で、毎日10分ほど続けて練習すると、腹式呼吸のときのお腹の感覚をつかみやすくなるでしょう。立ち姿勢は腹式呼吸の難易度が高い姿勢なので、立ったまま同じことができるように練習してみてください。
3. ハミングをする
声がこもってしまう場合は、ハミングが効果的です。まず、口を閉じて「ん〜」と声を出してみましょう。このとき、指先で鼻のビリビリと振動している場所を探します。振動を感じにくい方は、指先で軽く鼻の穴を塞ぐとわかりやすいでしょう。
振動を感じながら声を出すように意識すると、明るくクリアな声が出せるようになります。
4. 母音法を練習する
自分の声が聞き取りにくい場合は、「母音法」と呼ばれる練習方法がおすすめです。母音は日本語の基本となる音なので、それぞれをはっきり発音することで言葉全体が明瞭になり、相手も聞き取りやすくなります。
たとえば、次のような手順で練習します。
- 「おはようございます」を母音に分解する
- 「おあおうおあいあう」をはっきりと発声する
- 「おはようございます」を発声する
この一連の流れを何度か繰り返しましょう。母音を発音する際は、音ごとに異なる口の形にも意識を向けるとより効果的です。日本語は口先で音が鳴らないと明瞭に聞こえない言語です。
母音法は不明瞭な発音の改善だけでなく、名前やあいさつなど、特にきちんと相手に伝えたい言葉をはっきり発音したいときにも役立ちます。また、比較的短期間で効果が実感できる点も、この練習方法の大きな魅力です。
5. 抑揚をつけて話す
声の魅力をさらに引き出すなら、基本のトレーニングにプラスして、抑揚を意識した話し方を取り入れてみましょう。
抑揚をつけて話すと声に感情が乗り、相手に気持ちが伝わりやすくなります。聞き手の反応がよくなれば、自分の話し方にも自信が持てるようになるはずです。
感情表現を豊かにしたいときや強調したいところで、話すスピードや声の高さ、強弱を変えてみるのがポイントです。ただし、やりすぎて不自然にならないよう、あくまで自然な話し方を心がけましょう。
自分の発声方法を変えたいならボイトレ教室もおすすめ
独学でボイストレーニングをするのも効果的ですが、話し方が改善できているかを客観的に判断するのは難しいものです。
「短期間で理想の声に近づきたい」「確実に話し方を変えたい」なら、ボイストレーニング教室を利用することが一番の近道です。プロの指導で自分の声の魅力に気づき、改善点がはっきりとわかるため、より効率的にトレーニングを進められます。
渋谷、新宿、池袋、赤羽エリアにある「Beeボイススクール」なら、完全マンツーマン形式で、他人の目を気にせずレッスンに集中できます。丁寧なカウンセリングをもとに、一人ひとりの悩みに合わせたメニューを組んでくれるので、安心して任せられるのも魅力です。
Beeボイススクールでは、無料体験レッスンを実施中です。実際のレッスンを受けてみて、自分に合うか確認してから受講を決められます。
発声方法を変えて自分の声と上手く付き合っていきたい方は、ぜひBeeボイススクールの無料体験レッスンにお申し込みください。
自分の声を理解して理想の声に近づこう!
自分の声と上手く付き合っていくためには、録音した声を何度も聞いて、耳を慣らすことが大切です。違和感がなくなってから、自分の声の好きなところや直したいところを客観的に探してみましょう。
滑舌や発声方法など、ある程度は自分で練習して克服できる場合もあります。練習の成果が感じられない場合や効率よく発声練習したい場合は、ボイトレ教室の利用がおすすめです。
この記事を参考に、自分に合った方法を見つけて、理想の声を手に入れましょう。


![Beeボイストレーニングスクール[Bee voice school]](/voice/assets/img/parts/h-site-logo-voice.png)
![[フリーダイヤル]0120-015-349(イコーミュージック)携帯電話からも通話可能](/voice/assets/img/parts/h-contact-tel.png)



