ギター初心者が今すぐ揃えるべき必要なもの7選

ギター初心者入門

2021/06/08

投稿者: 余 賢章

ギター初心者が今すぐ揃えるべき必要なもの7選

これからギターを始めようと思っている方は、ギター本体はもちろん、それ以外にもいろいろなアイテムを準備する必要があります。

ギターに関する道具や機材にはさまざまな種類があるので、まずは基本的なアイテムから揃えることをおすすめします。

今回は、ギター初心者が最初に揃えるべきものをピックアップしてご紹介します。

ギター初心者が揃えるべき必要なもの7選

ギター初心者の方が、ギター以外に揃えるべき必要なものを7つご紹介します。

1.チューナー

ギターの音を調節するために必要なアイテムです。

画面を見ながらペグを回すだけで、ギターの弦の音を正しい高さに合わせることができます。

最近はギターのチューニングができるスマホアプリも配信されていますが、目的に合わせて細かく設定したり、周囲の音に左右されずに調整したりする場合は専用のチューナーが必要です。

チューナーは1,000円~2,000円程度とリーズナブルなので、ギターとセットで購入するのがおすすめです。

2.ギターピック

ギターの弦を弾く時に使うアイテムです。

指や手で弾く方法もありますが、6本のピックをなでるように弾く「ストローク」を行うにはピックが必要不可欠ですので、チューナー同様、ギター購入時にセットで買っておきましょう。

ピックは経年劣化で削れてくると使い心地が変化しますので、いくつか予備を持っておくとよいでしょう。

値段は100円~と安価なので、ストックしてもコスト面で大きな負担はかかりません。

3.ギタースタンド

ギターを立てかけておくのに必要です。

壁に立てかけておいたり、横倒しにしたりすると、ネックが曲がったりするおそれがありますので、ギターとセットで購入しておきましょう。

標準的なサイズ、造りのものであれば1,000円程度で購入できます。

4.アンプ

アンプとシールド

エレキギターを弾く場合は、ギターからの信号を増幅させるアンプが必要です。

アンプに繋がなくても音は出せますが、アンプを通したときと通さないときでは全く音が異なるため、エレキギター本来の音を体感するならアンプは必須です。

アンプの性能はピンからキリまでありますが、初心者の方は場所を取らない小型のアンプでも十分でしょう。

自室で練習するのなら、ヘッドフォンを繋げるタイプのアンプを購入すると、周囲に音を漏らさずに演奏できます。

アンプは小さいものなら1,000円~5,000円程度で購入できます。

5.シールド

アンプを使うのなら、ギターとアンプを繋ぐためのシールドが必要です。

単体で購入する場合の費用は1本あたり1,000円~2,000円程度ですが、ギターやアンプに付属しているケースもあります。

シールドはギターと繋ぐ機材のぶんだけ揃える必要がありますが、アンプだけなら1本で十分です。

6.ストラップ

ギターを肩に掛けるために使うアイテムです。

座って弾く場合は不要ですが、立って演奏する場合は初めから用意しておく必要があります。

安いものなら1,000円程度で購入できます。

7.お手入れ用品

ギターは素手で扱うものなので、繰り返し使っていると手垢や指紋で汚れてしまいます。

目の粗い生地で拭くと塗装に傷がついてしまうおそれがありますので、お手入れするときは専用のクロスを使用します。

目に見えるような汚れがついた場合や、ギターのツヤが落ちてきた場合は、専用のポリッシュを使って磨くときれいになります。

クロスに関してはギターに付属しているケースも多いですが、クロス+ポリッシュのセットで購入する場合の費用は1,000円~2,000円程度です。

ギター初心者向けのセットの良し悪しについて

ギターを始めるために必要なアイテムは複数ありますので、ひとつひとつ買いそろえるのはなかなか大変です。

そこで多くのギターショップでは、初心者向けに必要なアイテムを集めた「初心者セット」を販売しています。

セットの内容は店舗によって異なりますが、ギター本体にピックやギタースタンド、ギターケース、スペアの弦、教本、お手入れ用品などが付属しているケースが多いようです。

エレキギターの場合は、さらにアンプやシールド、ストラップなどを付けたセットが多く見られます。

初心者セットの良いところは、それぞれのアイテムを単体で揃える場合に比べて、安価に購入できるところです。

値段はセット内容やアイテムの質などによって異なりますが、安いものは1万円台で購入できるものもあります。

ただ、値段の安さだけを重視して選ぶと、すぐに劣化したり、場合によっては不良品をつかまされたりする可能性があります。

「とりあえず練習用のギターが欲しい」「予算をできるだけ抑えたい」という方は初心者セットの購入がおすすめですが、粗悪な安価品には十分注意しましょう。

ギターが上達してから追々揃えるべきもの

ギターとハードケース

ギターがある程度上達してから、必要に応じて揃えていきたいものを3つご紹介します。

1.ギターケース

自宅である程度練習を重ね、「そろそろ人前で演奏してみたい」「スタジオで練習してみたい」と思ったら、ギターを外に持ち歩くためのギターケースを購入しましょう。

ギターケースは素材によってソフトケース、ハードケース、セミハードケースなど複数の種類に分かれています。

ソフトケースは軽量かつ背負えるタイプなので女性でも楽に持ち運べますが、耐衝撃性はハードケースにやや劣ります。

ハードケースは丈夫なので少々の衝撃を受けてもギターを保護できますが、重いうえに背負えないところがネックです。

セミハードケースはソフトケースとハードケースのちょうど中間にあたる使い心地で、バランス重視型といえます。

それぞれに特徴がありますので、何を重視するかを明確にしてからケースを選ぶようにしましょう。

2.カポタスト

カポタストとは、特定のフレットを弦でまとめて押さえるときに使用するアイテムのことです。

カポタストを使えば、1本の指で同じフレット上の複数の弦をまとめて押すバレーコードも楽に弾けるようになります。

また、カポタストを付けると音質そのものも変化するため、いつもと違う響きで演奏することができます。

カポタストは1,000円~2,000円程度で購入できます。

3.エフェクター

エレキギターとアンプの間に繋ぎ、音を変化させる機材です。

エフェクターの上面にあるスイッチを足で踏んでONにすると、あらかじめ設定した音色に切り替えることができます。

「AメロとBメロで音色を変えたい」「ギターソロの部分を際立たせたい」など、音色に幅を持たせたいときに役立ちます。

エフェクターには歪み系、モジュレーション系、空間系などいろいろな種類があり、必要に応じて複数のエフェクターを繋げることもできます。

エフェクターの価格帯は幅広いですが、安いものは4,000円~5,000円程度で販売されています。

ギター初心者は、ギターと一緒に必要なものを一通り揃えよう

これからギターを始める方は、ギター本体と一緒に、チューナーやピック、スタンド、お手入れ用品など、基本的な道具を買いそろえる必要があります。

エレキギターの場合は、アンプやシールドなどの機材も必要になるので、アコギよりも揃えるべき道具が多いところに注意が必要です。

初心者セットなら、必要なものを安価に揃えることができますが、値段を重視して選ぶと粗悪品に当たる可能性があります。

特にネット通販などで購入する場合は実物をチェックできないので、販売元の信頼度や口コミ評価などを下調べしてから購入を検討しましょう。

ある程度ギターが上達してきたら、必要に応じてギターケースやカポタスト、エフェクターなどの買い足しを考えてみるのもおすすめです。

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2011年から自身が作曲をするインストゥルメンタルバンドでの活動を開始。全国のCDショップ、配信サイトでリリース、ならびに全国のみならずアジアでのライブを行う。2015年には大規模野外フェスでの出演、都内、関西圏での3000人規模のライブハウスでの出演も成功させる。

個人での活動では、国内外問わずアーティストへ作曲提供をしており、2017年、提供した楽曲がitunesでオリコン1位を記録。2019年には自身のバンド「World Maps」が、FUJI ROCK FESTIVALに出演。

SNSでも活動をしており、youtube上で5万人超の登録者がいる音楽チャンネル「Home Sessions」で演奏を始め、楽曲提供、アレンジを行なっている。
また、FM yokohamaにてパーソナリティとして番組を担当。歌うようなギタープレイに定評があり、現在も多数のフェス、ライブハウスで全国を周り、活躍中。

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