エレキギターアンプは、基本的な操作手順とつまみの役割を理解すれば、初心者でも安心して音を出せる機材です。しかし、「つないだのに音が出ない」「どのつまみを動かせばいいかわからない」と戸惑う方も少なくありません。
アンプは接続順や設定を誤ると、ノイズやトラブルの原因になることもあるため、正しい使い方を知っておくことが大切です。
本記事では、エレキギターアンプの基本的な使い方を5STEPで紹介します。また、音が出ないときの対処法も解説するので、ギターアンプを初めて使う方はぜひ最後までお読みください。
目次

エレキギターとアンプは、正しい手順で接続しないと音が出なかったり、機材に負担がかかったりすることがあります。特に初心者の方は、必要な機材や各つまみの役割をあらかじめ理解しておくことが大切です。
ここでは、エレキギターとアンプをつなぐ前に知っておきたい基本ポイントを解説します。
エレキギターをアンプにつないで音を出すには、基本となる機材を揃える必要があります。最低限用意したいのは次の3点です。
これらが揃えば、アンプから音を出す準備は整います。シールドは音の信号を伝えるケーブルで、トラブルが起きやすい部品でもあるため、断線しにくいものを選ぶと安心です。
アンプには音量や音質を調整するつまみ(ノブ)があり、役割を理解すると音づくりがしやすくなります。主なつまみの名称と役割は以下のとおりです。
| つまみの名称 | 役割 |
| GAIN(ゲイン) | 入力信号の強さや歪み量を調整 |
| VOLUME(ボリューム) | アンプから出る音量を調整 |
| TREBLE(トレブル) | 高音域を調整 |
| MIDDLE(ミドル) | 中音域を調整 |
| BASS(ベース) | 低音域を調整 |
| REVERB(リバーブ) | 残響の強さを調整 |
つまみの組み合わせによって、同じギターでも音の印象は大きく変わります。まずは各つまみを中央付近から少しずつ動かし、どのつまみがどのような変化を生むかを試してみましょう。
アンプのタイプによってはTREBLE、MIDDLE、BASSが「0」位置を標準的な音質としている場合もあります。そのため、理想の音に近づかない場合などは一旦「0」位置につまみを動かしてから調整し直すのも方法です。
役割を理解すると、自分の好きな音に近づけやすくなります。
エレキギターアンプは、正しい順番で操作することで安全に音を出せます。一方で、手順を間違えると大きなノイズが発生したり、スピーカーやギターに負担がかかったりすることも少なくありません。
ここでは、初心者でも安心して使えるエレキギターアンプの基本的な使い方を5STEPで解説します。
エレキギターアンプの正しい使い方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
まずは、アンプの電源ケーブルをコンセントに差し込みます。この際に、必ずアンプ本体の電源がOFFになっているかどうかを確認しましょう。電源を入れたまま差し込むと、ノイズや機器トラブルの原因になるため、注意が必要です。
なお、海外製のアンプを使用する場合は、日本のコンセント形状と合わないこともあります。その場合は、変換アダプターを使用すれば安全に接続できます。アンプの使用前に電源仕様やプラグ形状も確認しておくと安心です。
電源を入れる前に、アンプとギター両方の音量ボリュームを0にしておきましょう。アンプは、VOLUME(VOL)・GAIN(DRIVE・DIST)と表記されたつまみを最小位置にします。
ギター側のボリュームつまみも同様に絞っておきましょう。一般的には反時計回りに回すと音量が下がります。事前に音量を下げておくことで、電源を入れた際の大きなノイズやスピーカーへの負担を防げます。

次に、アンプとギターをシールドケーブルで接続します。アンプ側の「INPUT」または「GUITAR IN」と表示された端子にシールドを差し込み、反対側をギターに接続しましょう。
この際、ヘッドホン端子と間違えないように表示を確認することが大切です。接続の順番はどちらからでも構いませんが、この段階ではまだ電源を入れないようにすることがポイントです。電源OFFの状態で接続することで、ノイズや故障のリスクを抑えられます。
接続が完了したら、ここでアンプの電源をONにします。真空管アンプの場合は、まず電源をONにして真空管を温め、その後スタンバイスイッチを入れるのが正しい手順です。OFFにするときは、反対の手順でおこないましょう。
トランジスタアンプの場合は、そのまま電源を入れて問題ありません。アンプの種類によって操作手順が異なる点を覚えておきましょう。
最後に、ギターとアンプの音量を少しずつ上げて音を出します。最初にギター側のボリュームを上げ、その後アンプのVOLUMEやGAINを調整すると安定して音量設定できます。
いきなり大きく上げると大音量が出る可能性があるため、必ず段階的に調整しましょう。GAINは歪み量、VOLUMEは音の大きさに影響するため、両方のバランスが重要です。実際に弾きながら適切な音量に整えていきます。
正しい手順で接続しても音が出ない場合は、設定ミスや接続不良、機材トラブルのいずれかが原因として考えられます。まずは、ギターとアンプ両方のボリュームが上がっているかを確認しましょう。
次に、シールドケーブルがアンプのINPUT端子とギターのジャックに奥まで差し込まれているかを確認します。ヘッドホン端子に接続してしまっているケースもあるため、注意が必要です。
それでも音が出ない場合はシールドケーブルを交換して試し、別のアンプやギターで音が鳴るかを確認すると故障箇所を特定しやすくなります。確認作業をする際は、必ず音量を下げてからおこないましょう。

エレキギターとアンプをつなぐ際は、必ず音量を下げて電源を入れましょう。ボリュームが上がったまま電源を入れると大きなノイズが発生し、アンプやスピーカーに負担がかかります。必ずアンプのVOLUME・GAINとギター側の音量を0にしてから電源を入れることが大切です。
また、真空管アンプは使用前にウォームアップが必要で、機種ごとに操作手順が異なる場合もあります。エレキギターアンプをつなぐ際は必ず説明書を確認し、正しい操作手順で接続しましょう。
エレキギターアンプは種類や機能が多く、初心者にとってはどれを選べばよいか迷いやすい機材です。自宅練習用や演奏用のものなど、使用環境や目的によって適したアンプは変わります。ここでは、エレキギターアンプを選ぶときに押さえておきたい5つの基本ポイントをわかりやすく解説します。
1つずつ見ていきましょう。
エレキギターを弾くなら、エレキギター専用アンプを選ぶのが基本です。アンプには、アコースティックギター用やベース用、キーボード用など楽器ごとに種類があります。
ほかのアンプでも音が出る場合はありますが、歪みや音色の特性が異なるため、エレキギター特有のサウンドは再現できません。エレキとアコースティックの両方を使う場合は兼用アンプもありますが、基本的には用途に合った専用アンプのほうが扱いやすくなります。
アンプは出力やサイズによって用途が変わるため、使用環境に合ったモデルを選ぶことが大切です。自宅練習が中心なら、小型で扱いやすいミニアンプや小出力アンプで十分対応できます。
最近の小型アンプは音質も向上しており、コンパクトでも本格的なサウンドを楽しめる製品が増えています。一方、スタジオやライブで使う場合は、音量に余裕のある出力の大きいアンプを選ぶのがおすすめです。
エレキギターはアンプを通して音をつくる楽器であり、アンプとの組み合わせによって音色が変わります。同じギターでもアンプが違えば印象が変わるため、ギターとの相性や演奏ジャンルに合う音が出せるかを確認して選びましょう。
音の好みには個人差があり、可能であれば楽器店で試奏するのがおすすめです。また、好きなアーティストや同じ機材を使うプレイヤーのセッティングを参考にするのもよいでしょう。
アンプには音量調整のVOLUMEやGAINに加え、音質を調整するイコライザーやエフェクトなどの機能が搭載されたものもあります。
シンプルな操作で使いたい場合は、基本的なつまみのみを備えたモデルを選ぶのがおすすめです。一方で、細かく音づくりをしたい場合は、イコライザーやチャンネル切替など、機能が充実したモデルが向いています。
機能が多いほど音づくりの幅は広がりますが、操作も複雑になるため、自分の目的に合った機能が備わったものを選びましょう。
ギターアンプには、大きく分けて真空管アンプとトランジスタアンプの2種類があります。真空管アンプは温かみのある音や自然な歪みが特徴で、プロにも愛用者が多いタイプです。
一方でトランジスタアンプは軽量で扱いやすく、価格も比較的手頃であり、初心者にも人気があります。音の傾向はアンプの種類によって大きく異なるため、可能であれば実際に弾き比べて好みの音を確認しておくと安心です。
用途や予算を考慮して選ぶことで、自分に合ったアンプを見つけられるでしょう。
エレキギターアンプの使い方は、手順と確認ポイントを押さえれば初心者でもスムーズに音を出せます。まずは、音量を0にしてから接続し、電源を入れて音量調整をおこないましょう。
音が出ない場合は、ボリュームやシールドケーブルの差し込み、断線の有無を順番に確認すると原因を特定しやすくなります。それでも「うまくアンプを使えない」と不安が残る場合は、プロの指導を受けるのも近道です。
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