「ギターの3コードで弾ける曲が知りたい」 「ギターの基本のコードには、どんなものがあるの？」 「ギターを弾くのに必要なグッズは？」 これからギターを始める方のなかには、このように考える方もいるのではないでしょうか。 ギター初心者は、3コードで弾ける曲から練習するのがおすすめです。 この記事では、ギターの3コードで弾ける曲を紹介します。基本的なコードや必要なグッズも解説します。ギターの練習曲に何を選んだらよいか悩んでいる方は、この記事を参考にしてみてください。
「ギターの3コードで弾ける曲が知りたい」
「ギターの基本のコードには、どんなものがあるの？」
「ギターを弾くのに必要なグッズは？」
これからギターを始める方のなかには、このように考える方もいるのではないでしょうか。
ギター初心者は、3コードで弾ける曲から練習するのがおすすめです。
この記事では、ギターの3コードで弾ける曲を紹介します。基本的なコードや必要なグッズも解説します。ギターの練習曲に何を選んだらよいか悩んでいる方は、この記事を参考にしてみてください。
目次
ギターの3コードとは、曲を演奏する際の基本となる3つのコードのことです。
たとえば、童謡の「きらきら星」はAコード、Dコード、Eコードの3つで演奏できます。3コードを基盤にしたコード進行はポップスやパンクロック、ブルースなどの有名な曲でも使われており、ギター演奏の基礎として重要です。
3コードで弾ける曲をマスターすると、基本のコード進行が身につきます。使用するコードが増えたときにも役立つので、ギター初心者は3コードで弾ける曲から練習するとよいでしょう。
ギターコードは非常に多く、すべて覚えるのは大変です。演奏によく使われるコードは限られているため、初心者なら基本的なコードから覚えていきましょう。ここでは、初心者が覚えておきたいギターコードを解説します。
ギター初心者が最初に覚えておきたい基本のコードは以下の8種類です。
紹介したコードで使う指は2本から3本です。初心者でも押さえやすく、演奏でよく使う基本的なコードなので、まずはここから練習してみましょう。
コードを演奏する際に役立つのがギターコード表です。コードごとの押さえる弦と指の位置がわかるので、表のとおりに弦を押さえてみましょう。
上の図のように、コード表に「〇」がついている弦はそのまま弾き、「×」がついている弦は親指で軽く押さえて音が出ないようにします。実際に慣らしてみて、コードどおりの音が出るか確認してみましょう。
基本の8コードを覚えたら、B7コードとFM7コードも練習してみましょう。
FM7コードを覚えると、難易度の高いFコードの代用として使えるので便利です。B7コードは4本指で押さえるため難しいものの、比較的よく使うコードなので覚えておくと弾ける曲が増えるでしょう。
ギターを練習する際、音程やリズムを把握できる道具や、簡単なコードで弾けるようになる道具があると便利です。ギターの練習でそろえておきたい主な道具は以下のとおりです。
それぞれの道具について、詳しく解説していきます。
ギターの練習を始める際、チューナーがあると便利です。ギターの音程を調節するための道具で、演奏する前のチューニングで使います。
チューナーには、ギターのヘッド部分に取り付けて使うクリップ型や、コンパクトなカード型などがあります。最近ではPCやスマートフォンのアプリもあります。
メトロノーム機能などがついたチューナーもあるので、使いやすいものを選んでみましょう。
カポタストはギターの演奏に使う道具で、「カポ」と省略して呼ぶこともあります。ギターのネック部分にはさんで使います。
カポタストを使うのは、曲のキーを上げ下げしたいときです。弾き語りで歌いやすい音程にするために、よく使われます。また、難易度の高いバレーコード（人指し指で複数の弦を押さえるコード）を弾きやすいコードに変換するときにも便利です。
カポタストを装着する位置は「カポ2」などと表示されます。この場合は「2フレットにカポタストを装着する」という意味です。
カポタストにはクリップ式やレバー式、ネジ式などの種類があり、特徴もそれぞれ異なります。初心者であれば、安価で購入できて使い勝手もよいクリップ式がおすすめです。
メトロノームがあると、一定のテンポで練習するときに役立ちます。初心者の段階からメトロノームを使い、テンポを意識しながら弾くとリズム感も身につくでしょう。
メトロノームは楽器店などで購入できるほか、スマホアプリで代用も可能です。使いやすいものを準備し、ギター練習の際に活用しましょう。
上達のため、ギターを弾く前の下準備として以下のことをおこないましょう。
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
ギターを弾く前に、爪を短く切っておきましょう。爪が長いとうまく弦が押さえられないためです。
弦をしっかり押さえているのに音が鳴らない場合は、爪を切るだけで改善するかもしれません。切る爪は、弦を押さえる側の指（左手）です。爪を切るだけでコードが弾きやすくなる場合もあるので試してみましょう。
正しい音程で練習するため、ギター練習の前に必ずチューニングをおこないましょう。それぞれの弦の音程を正しく合わせると、コードを弾くときの音が綺麗になります。
ギターの練習前にチューナーを使い、一番太い6弦からペグを回して正しい音程に合わせていきましょう。ペグをゆるめると音程が下がり、しめると音程が上がります。正しい音程になるまで調整してみましょう。
ここではギター初心者でも弾きやすい、3コードで弾ける曲を紹介します。
童謡やポップス、洋楽などさまざまなジャンルの曲を選びました。難易度低めの曲が多いので、好きな曲を選んで練習してみましょう。
「ハッピー・バースデイ・トゥー・ユー」は、ギターの3コードで弾ける曲として有名です。カポなしで演奏でき、初めてギターで弾く曲としておすすめです。短いフレーズなので、弾き語りにもチャレンジしてみましょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | C、D、G |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「きらきら星」も3コードで弾けるので、ギターを始めたばかりの方におすすめの練習曲です。使うコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | A、D、E |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
ザ・ハイロウズの「日曜日よりの使者」は、イントロからA、Bメロまで3コードで演奏できます。前向きなメッセージが込められた曲で、弾き語りにもぴったりです。
使用するコードとカポの位置は以下のとおりです。
| 使用コード | A、D、E |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポ使用（カポ3） |
「ジングル・ベル」は、子どもに愛されるクリスマスソングとして歌い継がれてきました。簡単に弾けるので、ギター初心者にもおすすめです。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | A、D、E |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「アメイジング・グレイス」は、讃美歌としてアメリカなどでよく歌われている曲です。日本でもドラマやCMなどで使われることが多く、耳にする機会も多いでしょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | G、C、D |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「ふるさと」は尋常小学校（旧制の小学校）の唱歌として、子どもたちに歌い継がれてきた童謡です。3拍子のゆったりとしたリズムで田舎の情景を歌っています。シンプルな曲なので初心者でも弾きやすいでしょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | G、D7、C |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「蛍の光」はスコットランドの民謡をもとに編曲した曲で、尋常小学校の唱歌として歌われました。親子で歌い継いでほしい曲として「日本の歌百選」にも選ばれています。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | G、C、D |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「Three Little Birds」はレゲエミュージックの先駆者であるボブ・マーリーの曲です。コード進行を覚えてしまえば弾けるようになるので、レゲエが好きな方はぜひチャレンジしてみましょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | A、D、E |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
アメリカの歌手であるボブ・ディランの曲で、数多くのアーティストがカバーしている有名な曲です。3コードでもストロークを工夫すればかっこよく弾けるので、洋楽を弾いてみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | G、D、C |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「Twist & Shout」は多くのアーティストがカバーしている名曲です。有名なのがビートルズのカバーバージョンで、多くの人に愛されています。3コードで弾けるので、ビートルズが好きな方におすすめです。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | D、G、A |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
3コードで弾ける曲に慣れてきたら、4コードで弾ける曲にも挑戦してみましょう。おすすめの曲は以下のとおりです。
弾きやすいコードを使った曲ばかりなので、曲選びの参考にしてみてください。
同名映画の主題歌として有名な曲で、印象的なメロディーラインが特徴です。長年にわたり多くのアーティストがカバーしているため、耳にする機会も多いでしょう。弾けるようになったら、英語での弾き語りにもチャレンジしてみましょう。
使用するコードとカポの位置は以下のとおりです。
| 使用コード | G、Em、C、D |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポ使用（カポ2） |
「小さな恋のうた」は沖縄出身のバンドであるMONGOL800の曲で、パンクロックのサウンドが印象的です。4コードで弾けるので、3コードの曲の次に挑戦しやすいでしょう。明るく元気な曲が好きな方におすすめです。
使用するコードとカポの位置は以下のとおりです。
| 使用コード | C、G、D、Em |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポ使用（カポ2） |
「マリーゴールド」は、夏の風景と恋愛を切なく歌ったラブソングです。サビのメロディが印象的なので、使用する4コードを使って弾きこなせるよう練習してみましょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | C、G、D、Em |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
ビートルズの名曲「Let It Be」も4つのコードで弾けます。同じコードを2回連続で弾く場所が多く、ギター初心者におすすめです。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | C、G、Am、F |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「キスしてほしい」は、パワフルで前向きな気持ちになれるパンクロックです。4コードで弾く場合、1小節同じコードで弾く場所が多いため初心者にも弾きやすいでしょう。
使用するコードとカポの位置は以下のとおりです。
| 使用コード | G、Em、C、D |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポ使用（カポ2） |
「WAになっておどろう」のサビ部分も4コードで演奏できる曲です。同じコードを2回ずつ弾けば演奏できるので、初心者でも挑戦しやすいでしょう。
使用するコードとカポの位置は以下のとおりです。原曲キーはカポ4ですが、カポなしでも演奏できます。
| 使用コード | G、C、D、Em |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポ使用（カポ4） |
「Tomorrow」は、明るいメロディラインが特徴の女性ボーカル曲です。友達を励ます前向きな内容の歌詞で、弾き語りにも向いています。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | G、D、Em、C |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
アメリカのシンガーソングライターであるテイラー・スウィフトの曲です。4コードの繰り返しで弾けるので、パターンを覚えてしまえば簡単に弾けるでしょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | C、G、D、Em |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「ロード」はロックバラードとして有名な曲です。同じメロディの繰り返しが多く、コード進行のパターンが身につけば弾き語りもできるようになるでしょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | C、G、D、Em |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「ライラック」は、アニメの主題歌にもなったポップス曲です。特徴的なサビの部分は4コードで弾けるので挑戦してみましょう。
使用するコードとカポの位置は以下のとおりです。
| 使用コード | C、G、D、Em |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポ使用（カポ3） |
「水平線」は、高校生を元気づける目的で制作された曲です。コード進行に慣れるまでは、ゆっくり練習し、慣れてきたらストローク演奏を取り入れるとよいでしょう。
使用するコードとカポの有無は以下のとおりです。
| 使用コード | G、D、Em、C |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポなし |
「海の声」は携帯会社のCMソングとしてヒットしました。すばやくコードチェンジする場所があるため、使用する4コードの押さえ方をしっかり練習してから弾いてみましょう。
使用するコードとカポの位置は以下のとおりです。
| 使用コード | G、D、Em、C |
|---|---|
| カポの有無と位置 | カポ使用（カポ2） |
ギターを3コードで弾くには、以下のようなコツがあります。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
練習曲を選ぶ際には、簡単に弾けるコードの曲を選びましょう。曲を弾く楽しさを感じながら無理なく練習できるでしょう。
人差し指で6本の弦をすべて押さえるFコードは難易度が高いと言われています。初心者がFコードを使う練習曲を選ぶと、うまくできずに挫折してしまうかもしれません。
ギターの楽しさを感じ前向きに練習できるよう、難易度の低いコードから練習するのがおすすめです。練習曲には、簡単なコードにアレンジしたバージョンを選ぶとよいでしょう。
コードの押さえ方を確認したい場合は、ギターのレッスン動画を参考にするのもおすすめです。実際の指の動かし方が動画で確認できるので、効率よく練習できるでしょう。
初心者には難しい曲でも、弾きやすいコードにアレンジしたバージョンを紹介している動画もあります。チャレンジしたい曲のレッスン動画を探し、参考にするとよいでしょう。
自己流の練習で上達を感じられないときは、ギター教室でレッスンを受けてみましょう。自分に必要な練習や弾き方のコツを教えてもらえます。
独学でのギター練習では、自分の弾き方が正しいのか、客観的に判断するのは難しいでしょう。わからない点やできない部分を聞く相手もいないため、挫折の原因になります。
ギター教室では、プロの講師にギターの困りごとを相談できるので、効率よく上達できます。弾きたい曲のハードルが高い場合なども、相談すれば簡単なコードにアレンジしてもらえるでしょう。
ギターを弾くときに使う和音のことをコードと言います。基本的なコードを使って弾ける曲も多いため、初心者は3コードで弾ける曲から挑戦してみましょう。
3コードで弾ける曲でも難しいと感じるなら、ギター教室でレッスンを受けてみましょう。講師が現在の実力を客観的に判断し、必要な練習メニューを提案します。わからない部分は講師に質問できるので、上達を実感しながら楽しく練習できるでしょう。
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