ギターボーカルのコツを掴むおすすめの8つの方法

ギター初心者入門

2021/06/23

投稿者: 余 賢章

ギターボーカルのコツを掴むおすすめの8つの方法

バンドの花形といえばギターボーカルですよね。ボーカルとして歌うだけでもかっこいいですが、歌いながらギターも演奏するギターボーカルはステージでも目立つ存在です。ただギターボーカルは思っている以上に難しく、挫折してしまう人も少なくありません。

そこで今回はギターボーカルのコツを掴む方法や、コツを掴むために必要な道具、ギターボーカルのコツを習える場所について解説します。

ギターボーカルのコツを掴む方法

見た目以上に難しいギターボーカルのコツを掴む方法を詳しく解説していきます。

方法 1. まずギターを完璧に演奏できるようになる

ギターボーカルのコツを掴むためには、まずギターを完璧に演奏できるようになりましょう。

ギターボーカルをしている人、目指している人のなかにはいきなりギターと歌を同時に練習する人がいます。ただギターが完璧に演奏できていないのに歌を合わせてもどちらにも集中することができずうまくいきません。

まずはギターの演奏が無意識でも完璧にできるくらいに練習をしましょう。

方法 2. 歌詞を暗記する

ギターボーカルをするということは、ギターもボーカルもしなければならないので、あらゆることに意識を向けながら演奏しなければなりません。

実際にステージに立てば、観客にも意識を向けるため、ギターや歌に集中することはもっと難しくなります。ですから、歌詞は曲が流れたら自然に歌えるレベルまで暗記しましょう。

歌詞を体に染み込ませておけば、演奏中に歌詞が飛んでしまうことも避けることができます。

方法 3. 歌のリズムを意識する

ギターで演奏しているメロディと歌っているメロディは全く別物になります。そのためどうしてもギターボーカルをしているとリズムが乱れやすいです。

ギターボーカルをするときは歌のリズムを意識しましょう。ギターを演奏しているので意識が持っていかれやすいですが、ギターはあくまで歌の伴奏です。歌のリズムが崩れないように意識して、歌のリズムにギターを合わせられるようになりましょう。

方法 4. 歌にギターがつられないように練習する

ギターを弾きながら歌う男性

ギターボーカルを練習してつまずいてしまう人に多いのが、歌っていたらギターの演奏が歌につられてしまうということです。これを防ぐためには練習にコツがあります。

まずギターを演奏しながら、歌のメロディを鼻歌で歌いましょう。鼻歌で歌ってもつられなくなったら、今度は歌のメロディを全て「ラ」で歌います。それもつられなくなったら、小声で歌詞を歌いながら演奏してみてください。この練習を繰り返すことで歌にギターがつられにくくなります。

方法 5. ながら練習をする

ながら練習は無意識にギターが演奏できるようになるために向いている練習です。

まずテレビやYou tubeなどなんでもいいので流しましょう。そのままテレビやYou tubeを見ながらギターで演奏したい曲を弾いてみます。演奏できているかどうかは演奏中には確認しづらいので、スマホなどで録音しておくのがおすすめです。

他に意識を取られてしまうものがあっても正確に演奏できていれば、ギターを無意識に演奏できているということになります。

方法 6. 歌いやすいテンポでギターと歌を合わせてみる

原曲よりもテンポを落として歌いやすいテンポにしてみるのもギターボーカルをマスターするコツです。

特にアップテンポの曲は原曲のテンポに合わせるとギターの演奏も歌も必死になってしまい、なかなかスムーズに歌えません。まずはできるテンポから始めて、少しずつテンポを原曲に近づけていきましょう。

方法 7. フルアウトで同時練習をしてみる

自宅で練習している方は防音ルームでもないかぎり、なかなか本番通りのパワーでギターを演奏したり歌ったりできないのではないでしょうか。

パワーダウンさせて練習することも重要なのですが、実際にステージに立つのであれば本番同様の力で練習しておかないと、当日になって混乱してうまくいきません。

本番が近いのであれば、できる限りフルアウトで同時練習する機会を作りましょう。スタジオを借りれば、本番さながらの練習ができます。ただスタジオは何度も借りると高いため、費用が気になる方にはカラオケ店がおすすめです。

カラオケ店で楽器練習している人は多く、思いっきり声を出したり演奏したりしても問題ありません。フリータイムなど安い時間を狙って練習しにいきましょう。

方法 8. 筋トレをする

ギターも完璧に無意識で演奏できる、歌も完璧に歌えるという状態になったのに、同時練習をするとどうしてもうまくいかないという人もなかにはいます。そんな時におすすめなのが筋トレです。

ギターボーカルと筋トレは一見結びつかないように感じるかもしれませんが、ギター単体やボーカル単体よりもギターボーカルは体力を使います。

ギターの重みに長時間耐えられず猫背になってしまう人がいますが、猫背になると肺が圧迫されますし正しい腹式呼吸ができずに歌うことができません。

もしフルアウトで練習した時に猫背になっているようであれば、背筋を中心に筋トレを行いましょう。体を大きくする必要はありませんが、適度な筋肉がつけばギターボーカルでも歌い続ける体力がつきます。

ギターボーカルのコツを掴むための道具

ギターボーカル

ギターボーカルのコツを掴むためにおすすめの道具はメトロノームです。メトロノームはギター単体の練習にも役立ちますし、ギターと歌を合わせた時にリズムが崩れてしまう場合にも使えます。

また原曲よりスローなテンポで練習するときも、メトロノームがあれば終始一定のリズムで練習できるのでおすすめです。ギターボーカルのコツを掴むためには原曲のリズムがしっかり体に入っていることがポイントです。

スマホアプリでもメトロノームアプリがありますが、演奏をスマホを使って録音する場合はメトロノームを購入しておいた方が便利です。2000円前後で購入できるメトロノームもたくさんあります。

ギターボーカルのコツを習える場所

ギターボーカルのコツを習える場所はギターやボーカルのレッスンを行っているスクールです。

ギターボーカル専門のクラスがあるところは少ないですが、弾き語り専門のクラスを行っているところはたくさんあります。ギターボーカルの場合でも弾き語りの場合でもコツは同じです。こういったスクールではギター・ボーカルそれぞれの基礎はもちろんですが、ギターボーカルのコツもきちんと指導してくれます。

スクールに通う場合は体験レッスンが用意されているところが多いので、まず自分に合うか・自分が求めているレッスン内容なのかを確認するためにも体験レッスンから受けてみましょう。

またコロナ禍の影響もあり、オンラインレッスンを行っているスクールも増えています。お住まいのエリアや職場の近くなどに求めているスクールがない場合はオンラインレッスンも検討してみるといいでしょう。

ギターボーカルのコツを押さえて効果的な練習をしよう

ギターボーカルが完璧にこなせたらとてもかっこいいですよね。最初はかなり難しく感じるかもしれませんが、今回紹介したコツを掴む方法を参考にして徐々にステップアップすれば誰でもギターボーカルができます。

まだギターを始めたばかりという方はギターの練習からしっかり行いましょう。また同時に練習をスタートさせていた方もまずはギターとボーカルそれぞれの練習から始めてみてください。

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2011年から自身が作曲をするインストゥルメンタルバンドでの活動を開始。全国のCDショップ、配信サイトでリリース、ならびに全国のみならずアジアでのライブを行う。2015年には大規模野外フェスでの出演、都内、関西圏での3000人規模のライブハウスでの出演も成功させる。

個人での活動では、国内外問わずアーティストへ作曲提供をしており、2017年、提供した楽曲がitunesでオリコン1位を記録。2019年には自身のバンド「World Maps」が、FUJI ROCK FESTIVALに出演。

SNSでも活動をしており、youtube上で5万人超の登録者がいる音楽チャンネル「Home Sessions」で演奏を始め、楽曲提供、アレンジを行なっている。
また、FM yokohamaにてパーソナリティとして番組を担当。歌うようなギタープレイに定評があり、現在も多数のフェス、ライブハウスで全国を周り、活躍中。

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